推しと仲良くなってしまった…

にじゅうさん ページ23

あっという間に日時は流れ、月曜日になった。
今日の仕事はいつも以上に楽しみだった。
今日は論くんが来る…！
早めに出勤してしまい、鍵を持ってる華ちゃん(副店長)を待つ。

華「A？早くない？」
『あ、華ちゃん。』

華ちゃんが来た。華ちゃんはいつも仕事を早く終わらせて仕事前のタバコを吸いにいくから仕事の30分前に来る。
私は30分以上前からここにいたのか。

『金曜日の分まで頑張りたくって早く来た！』
華「元気やなぁ…私はそんなんしたくないわぁ」

華ちゃん、おばぁちゃんみたい。
っていうか金曜日華ちゃんなんで私の家に来たんだろ。
……あ、この人勝手に帰った。

『華ちゃん！土曜の夜中に勝手に帰ったでしょ！』
華「だって彼氏が心配するもん」

連絡しとけや(怒)まぁ、いいけど…

ーーーーーー
華視点

今日のA、テンション高いな。土曜に何かあったか？

『店長ー！』
『華ちゃん、4番テーブルにコーヒー1つ！』
『店長！華ちゃん！休憩入りまーっす！』

ビックリマークが見える。絶対何か合ったんだ。
あーーー、彼氏に嘘ついてでも泊まれば良かった！Aがあんなにテンション上がることってなんだろ…
確か論くんと莉音くんがいたはずよね…
まさかどっちかから告白とか…？
やだ！Aも大人になってきたのか…
ちょっと莉音くんにLINEしてみよ(((

華「店長、私も少し休憩もらいまーす」
店長「え、華ちゃんも！？同時休憩は…」
『店長！私、戻りました！華ちゃん、行ってきていいよ！』

もし莉音くんが告白して成功してたとして…LINEを私が莉音くんにする、莉音くんがAにLINEでその事をバラス、Aが怒る。

華「……辞めとくか。」

私は控え室からタバコを手にして裏へ出た。

にじゅうよん→←にじゅうに

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す