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「あ!!すみません!」
『いえ!こちらこそ!よそ見をしてたので!』

ふむ、どうやら男性とぶつかったようだった。しかもかなりイケメンの人と。
手を出してくれてたから手を取って立った。

あ、バス。

『ありがとうございました!それじゃ!急いでるので!!』

頭をぺこりと下げて急ぐ。相手は「え!はい!」と言ってた。



ーーーーーーーー

『華!遅れた!?セーフ!?』
華「A、遅い」
『くっ…』
華「なんてねー!ギリギリ!」
『やったー!』

この私をよく騙す人は黒羽 華(くろは はな)。私の東京に来て出来た唯一の友達。

『あれ、店長は?』
華「風邪ひいたって。だからなんか今日だけ息子が代理で来るって言ってた!」
『へー!』

息子さんの噂は聞いたことがあった。
かなりイケメン、そして性格も良い、と言うらしい。
まぁ、私がここで働く前に華が会った時の感想とこの前聞かされたばかりだったけど。

『イケメンか〜、私はイケメンというよりイケボとかがいいな』
華「Aは配信者とか歌い手?とか好きだもんね」

そうなのだよ。華はよく分かってくれてる。
カランっとドアの開く音がした。まで12時では無い。から噂の息子さんだ。
ドアを見る。

赤毛の可愛らしい男の人だった。

華「お!莉音くん!お久〜!」
莉音「華ちゃん!久しぶりですー!」

!?この声…いや、そんなわけない。
いや、でも赤毛だし、身長は私より少し小さい…莉犬くんは150cmのはず。しかも声も似てる。これは、莉犬くんなのでは?!

莉音「あ!こんにちは、父から話は聞いてます!香山さんですか?」
『あ、はい!香山Aです!あ…』
莉音「僕は犬山莉音と言います。今日はよろしくお願いします!」

礼儀正しい…私より年下だよね?多分。莉犬くんは20歳。犬山さんは何歳だろう…

華「今日は私が1番おばさんか〜!あ、莉音くんは20歳だよね?」
莉音「おばさんって…wはい!20歳ですよ!」

ktkr、まじで莉犬くんじゃん!お客さんにファンがきたらどうするの?不安しかないんだけど…

華「A、あんたは莉音くんより1つ上なんだから先輩らしくちゃんとしてね!」
『あ!うん!よろしくね!』
莉音「よろしくお願いします!…あ!僕、ちょっと着替えてきますね!」

莉音くんは清楚服に着替えるためスタッフルームに行った。
多分莉犬くん本人だ。

ヤバい、好きな人と今日仕事するの…?!
いや、その前に私がすとぷりのファンってバレないようにしないと…迷惑かけちゃう…

さん→←いち



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ハルヒ(プロフ) - しろいきつねさん» そうです(即答)なぜ分かったんですか!!!!!← (2019年9月27日 20時) (レス) id: 76d4a3c3b6 (このIDを非表示/違反報告)
しろいきつね(プロフ) - ハルヒさんってころりーぬ推しですか?(唐突) (2019年9月21日 9時) (レス) id: 1e39d637ec (このIDを非表示/違反報告)
ハルヒ(プロフ) - ぺろんさん» 私はコメントしてくれるあなたがスシです←は? (2019年8月20日 15時) (レス) id: 8622b2c246 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろん - あっ…お話スシです(好き) (2019年8月19日 8時) (レス) id: 7858855922 (このIDを非表示/違反報告)
ハルヒ(プロフ) - りおんさん» ころんくんみたいな人がいればっ…私も恋に落ちt(((辞めろ (2019年7月24日 21時) (レス) id: 8622b2c246 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハルヒ | 作成日時:2019年3月26日 21時

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