‥３１‥ ページ39
目が覚めて起き上がると、地味に痛みを感じた。
でもそれは本当に地味な痛み。
軽くちみぎられたぐらい。
ディ「傷が、痛むのか・・・?」
A「ううん＾＾大丈夫。」
シャマル「大丈夫とは言ってもそれは表面だけだからな。
２〜３日は学校休んで安静にしてろ。」
A「いえ、大丈夫です＾＾」
この傷はあいつらに負わされた傷。
この程度で休みたくない。
この程度で逃げたくない。
そんな感情が私の脳を埋めていた。
シャマル「お前よりは人の体のことはわかっているつもりだ。」
A「・・・逃げたくないんです。」
ディ「A・・・」
A「こんな傷、大丈夫なんです。」
なぜかこれよりも酷い傷を負ったことがある気がした。
でも戦いでは怪我を負ったことはないし、
並中でも今日のが一番酷かった。
じゃあ・・・、どこで・・・?
シャマル「その傷、治んなくなるぞ。」
A「大丈夫です。」
ディ「わざわざ辛い場所に行かなくてもいいんだ・・・。」
A「・・・たしかにここは辛い。
でも・・・、あんなやつらから逃げたくない・・・。」
わがまま・・・だと思う。
そう思うと何でこんなことを言ってしまったんだろう・・・って後悔した。
ディ「それがお前の意思か?」
A「・・・うん。」
ディ「なら、行けばいい。」
A「・・・!!」
ディ「お前の意思を俺は初めて聞いた。お前の意思ならとめる必要はねぇ。」
シャマル「おい跳ね馬!!」
ディ「ただし、だ。辛いときは恭弥や風に助けてもらえ。」
ディーノ兄は私のわがままを聞いてくれた。
きっと私はディーノ兄に心配をかけてしまう。
ディ「わかったな?」
A「・・・うん。ありがとう・・・。」
たしかにわざわざ自分からいじめられに行くなんて馬鹿だと思う。
でも休んだら負け。
負けたくは・・・ない。
あんな、嘘を真実だと思っている奴等なんかに・・・。
雲雀「もう、絶対に傷つけさせない・・・。」
風「私も、です。」
A「ありがとうございます＾＾」
こんなわがままな私を守ってくれるといってくれた２人。
こんなわがままな私を心配してくれるディーの兄たち。
私はディーノ兄たちを信じきれている。
もう、そうやって断言できる。
そうして私たちはホテルに帰った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
相性がいいリボキャラ
ベルフェゴール
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レイン(プロフ) - 黔絵さん））フラン出てますよ； (2012年11月12日 11時) (
レス) id: 416b3550ad (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - べアリアさん))初めまして、僕は最近よく思うんですよねwイジメをする奴は基本的に自分が強いとか思っている奴が多いんだと・・・。いじめてきた奴とは別のクラスになったから一安心になったんです。 (2012年11月12日 11時) (レス) id: 416b3550ad (このIDを非表示/違反報告)
黔絵(プロフ) - 私の愚痴H･I･R･O･B･A☆について：いやいや〜それは・・・うざぃｗｗ何か中二病かかってる人みたいですねー。本編見ていて楽しいですー、頑張ってフラン君は登場させてあげてくださいｗまだ、途中なのでもう出てたらごめんなさい>_<； (2012年11月11日 21時) (レス) id: 5a207d8d9f (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - あぁ、僕も同じような事言われてますよ！何でしょうね・・・？そう言えば、この間僕の部活のラケットが折られてたんですよ！もぅショックで立ち尽くしちゃいました(^_^;) (2012年6月29日 21時) (レス) id: 26cdb98eea (このIDを非表示/違反報告)
渫菜(プロフ) - この小説好きです！僕、対人恐怖症もちなんで凄く共感が持てました！ (2012年6月5日 16時) (レス) id: 359e0a7496 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つきをた。 | 作成日時：2012年2月7日 18時
