‥３０‥ *雲雀side* ページ38
僕は跳ね馬に頼まれてあの赤ん坊を起こしにきた。
雲雀「起きて。」
風「・・・雲雀、恭弥ですか。」
雲雀「保健室に行くよ。」
風「まさか・・・Aさんになにか・・・!」
雲雀「そうだよ・・・。」
風「私のせいですね・・・。」
雲雀「・・・僕の所為だ。」
僕は後悔していた・・・。
何でもっと早く風紀委員の仕事を終わらせなかったのか・・・。
何でもっと早く見回りに行かなかったのか・・・。
何でAが行くのを止めなかったのか・・・。
そんな思考が僕の頭の中を占領していた。
風「Aさんは大丈夫なんですか?」
雲雀「手当てはしてあるから大丈夫だよ。」
風「よかったです・・・。
すみません・・・。私が寝てしまった所為で・・・。」
雲雀「僕が悪いんだよ・・・。」
風「しかし・・・」
雲雀「・・・・・・。」
･
･
会話が続かなくなると、タイミングがいいのか悪いのか保健室についた。
――ｶﾞﾗｯ
雲雀「つれてきたよ。」
風「Aさんは!?」
シャマル「安心しろ。今は眠ってるからな。」
風「・・・・・・。」
アルコバレーノは暗い顔をしていた。
責任感の強いアルコバレーノだね。
君は、何も悪くない。
・・・そう。
悪いのは僕なんだ・・・。
僕は学校ではAを守ると跳ね馬に言った。
でも・・・守れていないじゃないか・・・。
情けなかった。
自分の大切だと思う人を守れなかったのが・・・。
ディ「なにしけた顔してるんだよ、恭弥。」
雲雀「・・・跳ね馬」
ディ「お前がここにAをつれてきてくれたおかげでAはこれ以上の怪我をしなかったんだぞ。」
雲雀「でも、僕はAを守れていない。」
･
･
ディ「恭弥、お前は悪くねぇんだ。」
雲雀「・・・。」
ディ「悪いのは、Aをいじめている奴等だ。」
雲雀「そいつらからAを守るのが僕の仕事だ・・・。」
ディ「そうだ。だからお前は悪くなんかねぇ。
お前は、ただただAの味方でいてやれ。
Aにとってそれが一番の支えになる。
守るってのはそういうことでもあるんだ。」
雲雀「・・・わかったよ。」
なんとなく、気持ちが楽になった気がした。
そんな時・・・。
A「あれ・・・?ここ・・・」
Aが目を覚ました。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
相性がいいリボキャラ
ベルフェゴール
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レイン(プロフ) - 黔絵さん））フラン出てますよ； (2012年11月12日 11時) (
レス) id: 416b3550ad (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - べアリアさん))初めまして、僕は最近よく思うんですよねwイジメをする奴は基本的に自分が強いとか思っている奴が多いんだと・・・。いじめてきた奴とは別のクラスになったから一安心になったんです。 (2012年11月12日 11時) (レス) id: 416b3550ad (このIDを非表示/違反報告)
黔絵(プロフ) - 私の愚痴H･I･R･O･B･A☆について：いやいや〜それは・・・うざぃｗｗ何か中二病かかってる人みたいですねー。本編見ていて楽しいですー、頑張ってフラン君は登場させてあげてくださいｗまだ、途中なのでもう出てたらごめんなさい>_<； (2012年11月11日 21時) (レス) id: 5a207d8d9f (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - あぁ、僕も同じような事言われてますよ！何でしょうね・・・？そう言えば、この間僕の部活のラケットが折られてたんですよ！もぅショックで立ち尽くしちゃいました(^_^;) (2012年6月29日 21時) (レス) id: 26cdb98eea (このIDを非表示/違反報告)
渫菜(プロフ) - この小説好きです！僕、対人恐怖症もちなんで凄く共感が持てました！ (2012年6月5日 16時) (レス) id: 359e0a7496 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つきをた。 | 作成日時：2012年2月7日 18時
