ヤンキーだけど後輩には甘い【HQ】

音駒の後輩 ページ20

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青城との試合の反省ミーティングをして昼飯を食べて音駒と試合をした。



時間が合わずに烏野と昼飯を食べれなかった俺は今まで史上最高に機嫌が悪く、もちろん音駒に怖がられた。



何人か後輩っぽい可愛いヤツはいたけどな、避けられたし。

そんなに凶悪顔してたんかな。




まあ結果、音駒には勝った。


レシーブが凄かったしセッターがなんか頭良さげだったけど、俺は夕のレシーブが1番好きだし飛雄のプレースタイルが好きだ。





…………音駒のセッター、可愛い顔してたな。






「ドーモ、マネくん。勝ったくせになんでそんな怖い顔してんの？」




「あ……？誰だお前」




「音駒のキャプテン黒尾デス」





いつの間にか目の前に立っていたコイツは、さっきの対戦相手じゃーん、とニヤニヤ笑う。



系統は及川だな、好きじゃない。





「あー…見たような見なかったような…」





基本キャプテンとか3年じゃん。見るわけないし。





「なんか用かよ」




「いやー用っていうかね？ずっと怖い顔してウチの可愛い後輩達がビビってたもんだから気になって」




「別にお前らに関係ないだろ」





後輩達にはちょっと申し訳ないけどさ。





「あれっ黒尾さん！梟谷のマネージャー怖くないんすか！？」




「俺は烏野のマネージャーだぶっ殺すぞクソガキ」





試合でチラッと見たような背の高い銀髪。



試合終わりのモップ掛けが終わったのか、何処からか湧いてきやがった。



つーか烏野のジャージ着てんだけど？


梟谷のマネージャーだって？





「目ぇ腐ってんじゃねぇのかテメェ」




「ヒェッすみません！！」




「まぁ許す」





黒尾だったら許さねぇけどな、なんかコイツ翔陽感あるから許せる。



人懐っこそうだし素直そうだし。





「お前、名前なんつーの」




「エッ！？あっ灰羽リエーフです！」




「ふぅん。俺は日南Aな」





まぁ覚えなくてもいいけど、と言おうとしたところに「Aさん！よろしくお願いします！」と被せてきた灰羽。



ヤバい、結構キュンときた。



翔陽達に会えてないから欲求不満なのかな…




浮気はダメだぞ俺……青城の国見も可愛かったな

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