紅色 ページ23
『兄様ッ!兄様ッ!』
私は必死に呼び掛ける
“こんな事をしても無駄”
それはよ〜く、わかってる
でも、
無力な私には
こんな方法しか思いつかない
今、私の目の前に居るのは
継国巌勝
私の兄
巌勝「ヴゥゥゥ」
彼は重度の飢餓状態
無駄
彼は
上弦
敵
倒さなくてはいけない
でも
そんなこと
出来ません………
巌勝「」ピタッ
『?!』
突然動きが止まった。ほんの一瞬
日の呼吸
『幻日光』
もちろん、簡単に避けられる
『流石ですね、ですが』
ごめんなさい。
本当は貴方に追い付くために、
貴方に認めて貰うために
刀を握っていたのかもしれません
ですが、もう、違います。
私は
継国桜は
貴方にはない物を手に入れました。
決闘をしたとしても負ける気は
ありません!
『労しです。兄様』
日の呼吸
この技は私がだす業のなかでもトップクラスの威力を持つ
『来世ではどうか、道を間違えないで下さいねッ』
私は初めて出した、技名を叫ぶ
『円舞一閃ッ!』
私の顔には、時透さんと同じ形の痣が出た。
巌勝「あり……がと……う……立派に……なった…な………」
『いつかは貴方を剣術で越えて見せます!ギャフンと言わせてやりますから、』
私は膝を折り曲げて、涙を流しながら兄の服の袖を掴む。
『だから……逝かないでください………兄様……もう………ウッウッ……』
巌勝「これ……」
『?』
兄が出したのは、
紅色に輝く
髪飾りだった
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ゆみん(プロフ) - 普通にさんでいいですよ。なんか、逆に固いと物凄く距離を置かれているきがします。もしよければ、ボードではなしませんか? (2020年10月16日 16時) (レス) id: ac453da93c (このIDを非表示/違反報告)
あおり(プロフ) - ゆみん様!では、なんとお呼びすれば良いでしょう?! (2020年10月16日 16時) (レス) id: a183b3bfa3 (このIDを非表示/違反報告)
あおり(プロフ) - おぼろづきあやめのサブみたいな奴様!私が書いた小説なんか、読んでくださり、有り難うございます!これからも頑張ります! (2020年10月16日 16時) (レス) id: a183b3bfa3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみん(プロフ) - あおりさん、全然私は凄い人でも何でもないので、様なんて呼び方にしなくても良いですよ。逆にここまで、小説を書く事のできるあおりさんのことを様付けしたいくらいです。 (2020年10月16日 16時) (レス) id: ac453da93c (このIDを非表示/違反報告)
おぼろづきあやめのサブみたいな奴 - コメント遅れてしまい申し訳御座いません!イベントにご参加いただき有難うございます!楽しく読ませて頂きました!これからも頑張ってください! (2020年10月16日 16時) (レス) id: ac49fababa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおり | 作成日時:2020年8月20日 19時