12話 ページ14
A｢師範ー！私の刀がついに届きましたー！｣
無一郎｢うるさいなぁ。叫ばなくても聞こえるから｣
私が帰っきてから15日後、私の刀を打ってくれた…誰だろう……まぁ、刀を打ってくれた人が屋敷に来た
15日間の私はやることがなくただただお芋を食べてダラダラしていた…
……………わけではない。そんなことを師範が許すはずもなく私は刀が届くまでに全集中・常中という技を身につけろと言われ奮闘していたのだ
昼間は肺を大きくするための鍛錬、夜は寝ている間も出来るように私が常中をやめたら師範に叩かれるという寝不足な毎日を送っていた
それでも、師範といつもより一緒に長くいられて私は幸せでした
ちなみにそのおかげで私は刀が届くまでに全集中・常中を会得することが出来た
まっ、私は師範の継子だからね！出来て当然！
鋼海｢私は鳴凪Aの刀を打たせてもらった鋼海という者だ｣
A｢ありがとうございます！はい、お茶をどうぞ｣
無一郎｢それで？刀は？｣
師範はせっかちさんだなぁと思いながらお茶を鋼海さんの前に出した。無駄なことを嫌う師範っぽいっちゃぁ師範っぽい………
…まっ、師範と話せるんだから鋼海さんは運がいいよね！
これだ…と言いながら鋼海さんは包みから刀を出した。刀を渡される間に刀の長ったらしい説明をされたけれど、頭に入ってはいない
渡された刀を鞘からだし、どんな色に染まるのかなとわくわくしながら刀を見つめた
A｢…わぁ……！師範と同じ白色ですよぉ！師範〜！！｣
無一郎｢うん｣
A｢なんですか嬉しくないんですか。私は霞の呼吸が合っていたと言うことですね！！鋼海さんありがとうございます！こんなに素敵な刀を打ってくれて！｣
お礼を言えば鋼海さんはあぁと短く返事をした。そして、刀を渡し終わってもう用はないのか早々に帰って行った、、、
鋼海｢…あぁそうだ……A、お前…俺の打った刀を折ったら殺すからな｣
……こんな物騒な言葉を残して……
え、なんか一人称が"私"から"俺"に変わってた気がするんだけど気のせいかなぁ…
隣にたっていた師範を見ると、そんな言葉も興味がなさそうに空を見上げている
A｢師範！私が殺されてもいいんですか！｣
無一郎｢刀を折らなきゃいい話でしょ。刃こぼれしたり刀を折ったりするのは弱いからだよ｣
A｢もう師範！そこは僕が守るよ…とか言ってくださいよぉ！｣
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香乃 - よろしくお願いします✨更新が楽しみです！ (2022年3月29日 11時) (
レス) @page6 id: 39e163f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - 香乃さん» うわぁぁありがとうございます！始めたばっかですけど…(フォローしてくれると嬉しいです…)作品の更新も頑張りますのでよろしくお願いします🙇♀️ (2022年3月28日 23時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
香乃 - ツイッター見ました！絵上手ですね！！ (2022年3月28日 19時) (レス) @page6 id: 39e163f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空こころ | 作成日時：2022年3月26日 17時
