4話 ページ5
A「…?」
目の前に倒れている人がいる!
声をかける ◁
無視する
逃げる!
炭治郎「誰かいるのか…?」
A「はい!います!大丈夫ですか!」
男の子が逃げてきた方向へ向かうと、異形の鬼なんかいなくて代わりにボロボロの男の子がいた
声をかけようとすれば逆に声をかけられてしまった
A「男の子が異形の鬼がいるって言って逃げてきたんだけど…倒したの?」
炭治郎「あぁ…さっき倒したところだよ」
彼の名は竈門炭治郎と言うらしい。ボロボロな姿だけれど意識もちゃんとしてるし動くのにも少し休めば問題ないみたい
A「私は鳴凪Aって言うんだ、よろしくね!」
炭治郎「あぁ!よろしく」
A「よしっ、炭治郎にはこの金平糖をあげようね」
炭治郎「えっ、いいよいいよ!大事な食べ物だろう?」
A「お菓子だから腹の足しにはならないよ〜、そうだ!炭治郎はなんの呼吸を使うの?」
聞けば炭治郎は水の呼吸を使うらしい。水は確かあの…基本の型…?だっけ、なんだっけ……まぁそんな感じのやつだった気がする
私は何の呼吸かと聞かれたから霞だよって言えば呼吸はいろいろあるんだなぁってしみじみしていた
A「ねぇ炭治郎、なんでさっき私がいるってわかったの?」
特に音を立てた覚えもないのになんで分かったのか不思議だった
これで気配だよなんて言われたら私の鍛錬不足だと認めざるを得ない
炭治郎「匂いだよ」
A「匂い?」
炭治郎「うん、俺鼻がいいんだ」
予想の斜め上をいった炭治郎の発言に興味が湧く。炭治郎は普通の人より鼻が良くて匂いで人の感情等も分かってしまうらしい
凄い
A「じゃあじゃあ!炭治郎の前で嘘ついたら簡単にバレちゃうってこと?」
炭治郎「うん、嘘の匂いがするからすぐ分かるよ」
A「え〜、凄いね……私今すっごく驚いてる」
炭治郎「Aは正直だなぁ」
歳を聞けば15歳で私と同い年だという。初めて同い年の子に会えて嬉しかったから炭治郎と沢山話をした
炭治郎はなんだかお日様みたいで一緒にいてすごく心地よかった
107人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
香乃 - よろしくお願いします✨更新が楽しみです! (2022年3月29日 11時) (レス) @page6 id: 39e163f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - 香乃さん» うわぁぁありがとうございます!始めたばっかですけど…(フォローしてくれると嬉しいです…)作品の更新も頑張りますのでよろしくお願いします🙇♀️ (2022年3月28日 23時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
香乃 - ツイッター見ました!絵上手ですね!! (2022年3月28日 19時) (レス) @page6 id: 39e163f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:空こころ | 作成日時:2022年3月26日 17時