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14話 ページ16

A「じゃじゃーん!どうですか師範?可愛いですか?」

無一郎「隊服に可愛い可愛くないなんてないから」

A「上は師範と同じやつですよぉ!頼んだんです!」

無一郎「………まぁ、似合ってるんじゃない」






別の部屋で着替えて師範のいるところに戻ってくる。師範の手には何故か油とマッチが握られていたがまぁいいだろう

私の隊服は上は師範と同じやつで、下は短パンという動きやすいと思われる隊服だ。全部同じが良かったけれど、やっぱりなぁ……と考え直して上だけ同じにして貰った

可愛いとは言ってくれないけれど、最後に似合ってるんじゃないと言った師範の声と顔は忘れません


……いつもとたいして変わらないけれど







金子「急イデ!!早クシロ!!」

A「痛い痛い!頭をつつかないでよ!髪を引っ張らないで!!」






銀子のようにならないように1から躾ようと思ってたけど、もうナマイキだよ。もう……なんなんだよ…

トホホ…としながら刀を腰に差し引っ張られながら外に向かう

なんか後ろから師範もついてきてくれてるのが嬉しい。え、お見送りしてくれるんですか?師範ってやっぱり私のこと好─────…







無一郎「何考えてるの」

A「痛いですよ師範ー!皆して私の頭をいじめるんだ」

金子「何シテルノ!!早クシナサイ!!」

A「なんでお前はそんなに偉そうなの!?」






まるで私が子分のようだ。親分!なんて言わないんだから。こうしている間にも金子につつかれながら私は歩く

ついに屋敷の外に出てしまった

チラリと後ろを振り返れば師範は相変わらずの無表情でこっちを見て立っていた。可愛い

しばらく頭をつつかれているのを無視して師範を見つめていれば行かないの?と声をかけられる






A「……師範〜」

無一郎「……なに?」

A「…私が行っちゃってもいいんですか」

無一郎「任務でしょ。なら早く行きなよA」





うぅ……なんて可愛い顔でなんて酷いことを言うんだ私の師範は

そんなところも可愛いけれども





A「……師範!!帰ってきたら一緒に甘味処に行きましょう!」

無一郎「…………覚えてたら…」

A「約束しましたからね!師範が忘れても私が覚えてるのでなんの問題もありません!!」





後ろを向いて叫びながら師範に言う。感動の別れみたいな雰囲気だしてるのに師範は軽く手を振ったかと思えば屋敷の中に入っていった




え、手振られた…!?

えぇ、好き…

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香乃 - よろしくお願いします✨更新が楽しみです! (2022年3月29日 11時) (レス) @page6 id: 39e163f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - 香乃さん» うわぁぁありがとうございます!始めたばっかですけど…(フォローしてくれると嬉しいです…)作品の更新も頑張りますのでよろしくお願いします🙇‍♀️ (2022年3月28日 23時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
香乃 - ツイッター見ました!絵上手ですね!! (2022年3月28日 19時) (レス) @page6 id: 39e163f9a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空こころ | 作成日時:2022年3月26日 17時

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