不思議なあの子はかまぼこ隊の一員です 2

59話 ページ13

お館様の口から"鬼舞辻無惨"という言葉が出てきて何だろうと思ったらそれに炭治郎が遭遇したらしい

めちゃくちゃ質問攻めされていたけど、お館様が口の前に手を持ってきたら一瞬で静かになった




お館様｢鬼舞辻はね炭治郎に向けて追ってを放っているんだよ。その理由は単なる口封じかもしれないが、私は初めて鬼舞辻が見せた尻尾を掴んで離したくない

恐らくは禰豆子にも鬼舞辻にとって"予想外の何か"が起きているのだと思うんだ

分かってくれるかな？｣

A｢…(鬼舞辻無惨って何だろう…名前？)｣

実弥｢分かりませんお館様、人間ならば生かしておいてもいいが鬼はダメです。承知出来ない｣





まだ承知出来ないらしく傷だらけの人は声をあげた。そして、なんか奇行に走った

自分の腕を刀で斬ったのだ

そして、その垂れた血を禰豆子の籠の上にボタボタと垂らした





小芭内｢不死川日なたでは駄目だ。日陰に行かねば鬼は出て来ない｣

実弥｢お館様失礼仕る｣




ドンッ




炭治郎｢禰豆子！！やめろ─────っ！！｣





傷だらけの人はお館様の御屋敷の中に入っていった。そこに行けば禰豆子は籠から出てきて身長も元の身長に戻る

炭治郎は動こうとして、蛇の人に抑えられている

苦しそうだ





しのぶ｢伊黒さん強く抑えすぎです。少し弛めて下さい｣

小芭内｢動こうとするから抑えているだけだが？｣

しのぶ｢…竈門くん肺を圧迫されている状態で呼吸を使うと血管が破裂しますよ｣




破裂と聞いて何故か嬉しそうに破裂しろとか言ってる人もいるし、やっぱりここは変人の集まりなのだろう




炭治郎｢禰豆子！！｣

A｢炭治郎大丈夫だよ。落ち着こう。禰豆子は大丈夫だよ。禰豆子は喰わない。信じよう禰豆子を｣

炭治郎｢A…分かった…｣




禰豆子は血だらけの手を目の前に出されてもプイッとそっぽを向いた

傷だらけの人は多少なりとも驚いているようだった

禰豆子が我慢して噛まなかったことにより、禰豆子が人を襲わないことの証明ができた

私は安心した

とても

だから








寝た

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