【銀魂】NO、桂ぶ！NO、桂いふ！パート5【桂小太郎】

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新八side




もうなんか遠回しの下ネタオンパレードにAさん、助けて！と声を荒げたい。しかし、彼女はやはり十年以上前から銀さん達の相手をしている分行動が素晴らしい




「あー、そうなの？ヅラ」


「まぁ、そういうところだろ」


と他愛ない話とは言い難いぶっちゃけトークを笑顔でし続ける桂さんと銀さんの間に入った聞きやすい安心感を生む澄んだソプラノボイス。

しかし、今回ばかりは安心感は生まない

「えぇ、そうね」

その声により、空気は突如冷え込む




Aさんが、こ、ここに？！と僕は叫びたい

ロボットの如く首をゆっくり後ろに回す桂さんと銀さんの目にはスマイル満点のAさんが映っているはず。しかし目は笑ってない




「あら、私も話に入れてくれる？


夫のために柔軟運動をして、BのくせしてCつけて、AのくせしてBつけていて、真夜中じゃ夫に顔が上がらなくて、果てるときに夫の髪の毛掴んじゃう系女子の私のこと」



「あ、あれ？いつからAサン、ここに？見覚えある？ヅラ子さん」

「ヅラ子じゃない桂だ、な、なぁ？銀時

いつからAサンここにいらして？」



二人して並んで話していた桂さんと銀さんの肩に手をおいて、「しつけた甲斐があるねぇ、ありがと、エリザベス」とエリザベスを見て微笑む



「……エリザベスに録音されていたのかよおい

ヅラ、なんであのバケモン。Aになついているんだよ」

「ヅラじゃない桂だ。いつ餌付けをしたのか、恐ろしい女だ」

「いやあれはお前の嫁だからね？」


と話し出した彼等の髪の毛をつかみあげて、放り投げた



「真夜中に顔が上がりまくってもテメェは昼間は全然上がらねぇだろうがァァァァァァ！！」



と言って彼女は買い物に戻っていった



「エリザベス、桂さんに何か恨みでもあるの？」

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