【銀魂】NO、桂ぶ！NO、桂いふ！パート5【桂小太郎】

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銀時side


「ちょ、なんで殴ったの？！お前！」

「なんかその態度ムカついた、私がヅラのこと真剣に考えて離婚用紙取りに行くレベルだったのに、あー、そんなにお前、ヅラ好きなの？的な態度！まったくあなたを育てた寺子屋の先生が見てみたいわ」


「最後、完璧に自分にも帰ってきたな、from松下村塾よ」


「松陽先生が悪いわけないわ、だからこそ天パはやってらんない」


かんぺきに怒ってらっしゃる。なんか姑モードに入り出した、バカだとしか言えない

確かになんか、作戦実行の日にムラッと来てキスしちまったのは悪いとは思うが、まさかことをここまで深読みするとは、


流石は攘夷戦争時代の英雄！あ、俺もか



「まぁキスくらいは許すか、ほんとに子供いたらどうしようって、焦ったよ？」

と、椅子に座り直し、ケータイを取り出してメッセージを打ち込んでいる


俺はやることもないのでAを観察してみることにした

鎖骨には絆創膏が貼ってある、多分色々夫婦間で何かあったのだろう。



「銀時ィィィィィ！！お前、Aに[自主規制]を強要させて[自主規制]させたと聞いたぞ！！」


「そうなの、ヅラ。

銀時ってば私には小太郎っていう夫がいるのに[自主規制]を強要させて[自主規制]をさせたの」


Aがそうそう簡単に許すわけがなかったのだ、悪い笑顔張り付けて、ヅラを騙している。


神楽、新八、定春、万事屋は任せた、

狂乱の貴公子と攘夷の雀蜂にぶっ殺されて俺の人生は終わります。

これがきっと攘夷時代の英雄だろうか。





────


「……よしヅラ、帰ろ？」

「ヅラじゃない桂だ」


かなりぼこぼこにされた俺を放置したまま話を聞かないよねあいつら的な夫婦は笑いながら手を繋いで帰っていた。

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