【銀魂】ヅラプラス【桂小太郎】 (ページ10)

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銀時side

今、Aはおかしい

いやいつもおかしいけど今日はもっと変。

「おお！定春殿！」
と、定春にもふもふ抱きつく

それは、普通。夫婦揃って動物の肉球大好きだから、でも殿！とか着けないキャラ。

殿、ん？殿？

胡座をかくA、そんなキャラじゃなかっただろう

ヅラのことばかりいうけども呼び方がダーリンor小太郎

そんなでれでれしてなかっただろうが

「なんか、ヅラみたい」

「ヅラじゃない桂だ！あ？」

「は？ヅラじゃない桂だ？」

「……ナンノコトカナ」

立ち上がってヅラの決め台詞を叫んだあと何事もなかったことのように座る

「え、Aじゃなくね、ヅラじゃね？」

「……ばれた」

____

「入れ替わりました。私たち」

「そういうことだ」

ヅラのようなAを呼び出す

声はヅラで口調はA、一人称は私の見た目ヅラ。

声はAで口調はヅラ、一人称は俺の見た目A

朝起きたら入れ替わってるらしい

「どうしたら戻ると思う？」

「……頭ごっつんってしてみ？」

「頭ごっつん？」

見た目ヅラのAは見た目Aのヅラと向かい合い、おでこを引っ付ける

ごん、と鈍い音がすれば場所が入れ替わっている

「……最初からすればよかった」

「いいよな、主人公って。俺も来世は天パ祈っておこう」

「その髪型しとけばジャンプで主要キャラとれるよね、キルアとか」

じゃ、お邪魔しましたと二人して帰る

「なんだったんだよ」