彼の夢 ページ49
「……どんな夢見てるのかな、こいつ」
11時に布団に入って寝たけどもう一度三時あたりに起きた私。
隣には爆睡するヅラがいた
瞼の力がない。そこだけ筋力がないのか、どうなのか。
華奢といえど彼も結構強い。ちゃんと他のとこには筋肉ついてるのに、何故ここにはつかなかったのか。
時折動く彼の唇は微笑んだり、苦しんだりと忙しそうだ
「高杉、お前の十八番のリンダリンダだ」
「なんの夢だ」
高杉がそんな曲、歌うはずもない。歌うとこを想像したら笑えてくる
「カブトムシは俺がいれたぞ」
「恋愛ソング西野カナ選ばずに、aiko選ぶ時点で、若い者にはついていけんわ」
確かに今、紅茶はあの曲だけどね
私も西野カナとかhoneyworksよりもaiko派。
キラキラとか好きだった。花火とかめっちゃ歌ったし
「A、」
寝言に返事したらいけないのだと思い、声には出さないが彼の方を見る
きっとここで好きとか言うのか。それでこそお前は、占ツクのオチキャラだ!と思うが
「誘ってるか?それ」
「……こら」
斜め上をいかれてしまった。彼の夢の私は大変なことになっている。
寝言多すぎるわと思いながらも憎しみを込めて私は彼を殴っておく
「寝よ寝よ」
私はもう一度布団に寝転び目を閉じる。
よし次巻は中秋の名月ネタをするか、と夜空をみて一人考えた
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作者名:枕崎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makuraz/
作成日時:2017年9月6日 6時