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新八side
読書感想文、を、書くなる宿題で、
お通語を全否定された僕。
目的が定まらない神楽ちゃん。
マヨを語っただけの土方くん
本の選択を間違えた沖田くん
姉上の愛を書きたいだけだった近藤くん
ゲーム風の桂くん
「あと、A!お前バカにしてるだろ」
「なにがですか」
「いくらなんでもいいって言っても無理があるだろうが
よーし読むぞ。下ネタに耐えろ、お前ら」
僕はドキドキしながら聞くことにした
「俺が狙うはあいつの母親を読んで。桂A
私が読んだのはいわゆるかんのーしょうせつなる類いのあれです。設定は彼女のお母さんと不倫の関係に陥る主人公の話で、お母さんがすっごいえろいです。
にえたぎるほど破廉恥な交わりのシーンは私も読んでいて、すごかったです。あれです。必死に抵抗をする母親に無理矢理、もーここで終わりだ。この先は読めない。
ヅラ、言っただろうが結婚式のときに。欲求の不満はちょこちょこ晴らせっつったろ?こんな作文書かせねぇように今からでも保健室いって一発Aの鍵穴にお前の鍵がっちり掛けとけ」
「先生!いまいちなにが問題か理解できません、私は何点でしょうか」
問題しかないそれに反論するように立ち上がり文句をいうAちゃん
わかんねぇのかよ
「そうですよ、こんなにも少子高齢化を止める作文はないよな?さぁ今からでも保健室に行こうか?」
「……いまいちなにいってるかわかんねぇ」
「こんなの出したら俺の首が流石に飛ぶぞ」
頭をかきながら作文を直す先生に、聞いてくれ!と振り向き騒ぎ出す桂くん
「先生はAのために死んでくれるらしい」
「ヅラ、テメェはしっかりと嫁を躾なおせ」
僕は静かに立ち上がり呟いた。
「転校しよう」
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作者名:枕崎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makuraz/
作成日時:2017年9月6日 6時