128 ページ32
桂side
それからしばらくして家についた。死と乙女を歌いながら、人参を大きな音を立てながら切る彼女はかなりのサイコプァスだ
ふと、彼女の机におかれた携帯を見て思う
あ、セーラームーンのストラップ可愛いなぁとかじゃなくて
Aが他の女と連絡を取るなだのいうなら俺もAに他の男と連絡を取るなということができるのでは?
音を立てぬように彼女の携帯を取り画面を開く
mail、と書かれたそこを開き登録メアドを確認する
高杉、銀時、新八、土方くん、神威くん、総ちゃん、坂本、
表記された名前を見れば眉間にシワがよってくる
絶対この中に不倫相手がいるだろ?!
Aを今すぐ押し倒して泣き叫ばして問いただしたかったが、一瞬冷静になるときが来て彼女の鼻唄と野菜を切る音が聞こえて俺はやめた。
「ああ、どうしようこれ。不倫されてたらなぁ」
と呟きながらホームの待受へと戻る。よくよく見れば俺の寝顔だ。もっとかっこいい写真あっただろうが。でも俺なんだなぁ嬉しいと単純に考え携帯をそっと戻す
「小太郎、昼御飯食べよう!」
「あ、ああ、食べようか」
ああ、彼女のナカに俺以外の物がはいっていませんようにと祈りながら作られたそばを受けとる、あ、人参って天ぷらで使っているのか
57人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:枕崎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makuraz/
作成日時:2017年9月6日 6時