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桂side
ぶらじゃあなるものを脱がして血を拭く
見ないようにと思って目をつぶりごしごしと拭いていれば
「んぁ、や、ふぁ」
「やめて、ちょっと」
まさかのパターンが起きたためAの口を自分の手で塞ぐ。
タオルを外して、下着をつけようとするが
「なんだこれは」
後ろには金具がついていた
背中側につけるものだと分かり、寝ている彼女の上半身を起こし俺の足の間に持ってくる
寝てる?これ、死んでないよなと思いながら紐を腕に通して背中の金具をつける、
十年後にはこれ週ニ、三でしてる行為になるとは思うこともなく俺はつけていた
「これサイズ誤魔化しているだろう」
Bと書かれた割には彼女の胸はぶらじゃあの下で泳いでいる
下はいいか、と思いもう一度寝かせて、俺はAの部屋に服を取りに戻った
「……いたい、あれ着替えてる私」
____
「ヅラおはよう」
「おはよう、A」
下着姿でボーッと窓に写る月を見ていたら、ヅラが来る
「これ一応どれかは分からなかったがお前の服を持ってきたぞ」
「ありがとう」
となるとヅラが私の服着替えさせてくれたのかな
「……ヅラ、見てないことにしてねはだか」
「あ、ああ」
「ヅラがいたから私生きているのかな今」
あのときヅラがあそこで待ってくれてなかったら私は倒れて死んでいただろう
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作者名:枕崎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makuraz/
作成日時:2017年9月6日 6時