【銀魂】ヅラプラス【桂小太郎】 (ページ17)

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死の予感ページ17

人間とは死ぬ前に、死を予感するものだと思い知った

天人の軍、2,500。幕府軍が1,900。

攘夷軍は撤退を上から命じられた。戦場から逃れるために、私の率いる軍が気をそらす

「攘夷、15人程度とはなめてんじゃねぇのかよ」

「大将！ありゃ雀蜂さ」

という会話が聞こえる。

私の軍も私が気をそらしている間に逃げろとの命令を出したためどんどん人は減っていく

戦っている天人は大きくその会話の主のとこには気がいかなかった

剣を大きく振ればなんとか斬れて倒れた天人、

ひとつため息をつき、後ろを振り返る

そこには天人より厄介な人間がいた

私が天人と戦っている間に背後に忍び込み斬る機会を狙っていた

剣を下ろしそうなとこを察して避けるが、肩から血が出た。

激しい痛みが体に響いた。倒れ込みそうになるとこだったが、足に力を入れて、立つ。

時折そいつから漏れる声はさっきまで私の話をしていた大将という男

少しずつ森に近づく、

気の緩みまくっている幕府軍はこいつを倒せば逃れられそうだ

大将格のため、その辺の雑魚とは大違い

どちらかが傷を付ければどちらかが次に傷をつける

だらだらと体から血が流れ出て、いたかった。

最後の一撃、と思い剣を振り上げれば腹部に向かい剣が刺さりそうになり、そこを避ける。

降り下ろせば首をはねてしまい、奴の頭が転がった。

中世ヨーロッパみたいになってしまった。

幕府軍が騒ぎ立てるうちに、私のことを探している間に、森に入り攘夷軍のとこへ向かう。

あまりに道が長いと思った。そこで死ぬかと思った。

彼がいなければ