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you side
「災難やっためうー」
「……そうだね」
逃げるようにこの場から去った彼女
姿は既に見えなくなり、らんらんと茶髪糸目さんはそんな会話をしていた
そんな中、突然鬱が思い出したようにらんらんに問う
「そういえば、ここに監視カメラってあったっけ？俺聞いた事無いんやけど」
「ここはないよ…カマかけただけ」
そんならんらんの返答を聞いて少し吃驚する
私はその事をすっかり信じていた…
どうやら、らんらんはなかなか頭が回るようだ
「まあ、騒動は一旦収まったというようなものですし…ひとまず生徒会室へ急ぎましょうか」
「そうだね」
そう言って教授とらんらんが先頭を切って歩き出し
後ろでは鬱と茶髪糸目さんが何か話しているようだ
…まあ、生徒会室に行かないといけないのは私もだし…ついて行くか
そう思った私は、前の2人の後に続くのだった。
ーーー
ut side
「……なあ、オスマン」
「どーしたん？大先生もはよ行かなあかんやろ」
「いや、ちょっとでええねん…時間はあんま使わんから」
生徒会室へ向かう3人を見送り、俺はオスマンに話しかけていた
運良くAも生徒会室に向かってくれたようで…
「オスマンってさ」
そう言い始めて少し言葉に躊躇う
今聞こうとしているのは少し偏見が混ざっているかもしれない…
そう、思ったからだった
「…オスマンってさ、Aと知り合いやったん？」
「？ううん、ちゃうよ」
「……にしては、Aに過保護やな」
言ってやった……言ってしまった
その言葉を聞いたオスマンは普段閉じている目を薄く開き、こちらを見ていて
…やはり偏見だったりするのだろうか
まあ…後悔しても遅いか、と俺は彼の瞳を見つめ返す
すると、すぐにオスマンはいつもの笑顔に戻って
「なんでそう思ったん？」
「…だってどう考えてもおかしいやろ
生徒会入りにはなんの根拠もなくお任せにしとったし
この前も家まで来とったやろ…あれ、よお考えたら真反対の家まで送るとか到底考えられへんし
…Aが好きとか、そんなんやったらごめん…やけど」
今までのオスマンから考えたら、どうしても引っかかってしまうねん
そう言い切り、彼の顔色を伺う
……オスマンは
「そんなことないよ…好きとかもちゃう
…ただ、俺はあの子が生徒会に入っても入らんくっても守るつもりやで」
……と、薄く笑っていた
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んやも(プロフ) - 猫大好きさん» すみませんレス押すの忘れてました… (2020年8月22日 18時) (
レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
んやも(プロフ) - ありがとうございますー！！お言葉に甘えてゆっくり…い、いや、更新頑張ります！ (2020年8月22日 18時) (レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
猫大好き - あ”ー主様すごく好き!!!!ゆっくり最新してください (2020年8月21日 22時) (レス) id: 932515d6d7 (このIDを非表示/違反報告)
んやも(プロフ) - りーいかさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです。頑張ります！ (2020年8月20日 23時) (レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
りーいか - すごい続きが楽しみです！これからも頑張ってください！ (2020年8月20日 22時) (レス) id: 3ec86cf350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：んやも | 作成日時：2020年5月20日 16時
