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you side
『…あ、あった』
着替えた私は教室へ鞄を取りに来ていた
これ自体は無事だったようだ…と、胸を撫で下ろす
…そんな時だった
ガンッと大きな音が鳴って
音が鳴った方を見ると、そこに居たのは寧ろお馴染みとなった長髪の子
どうやらあの音はその子が思いっきり壁を蹴った音だったらしい
「…ね、Aさん」
にっこりと不気味に笑う彼女
絶対に何か企んでいる…そんな顔をしている彼女は言葉を繋ぐ
「私との約束、覚えてる？
……生徒会に入るな、って忠告してあげたと思うのだけど」
『その件ならお断りしたはずですが』
「…ああ、そう」
小さく舌打ちをした彼女はおもむろにポケットから何かを取り出し
……もしかしてそれ、カッター…？
「余裕ぶってられるのも今のうちよ」
あんたの顔が崩れるのが楽しみだわ、と言って
…彼女は彼女の腕を切った
そしてすぐさま悲鳴が響き
…成程、カッターキャーか
「どうしたっ……あ」
『あ、鬱…』
彼女の痛々しい腕を見つめていると、勢い良く扉を開けて入ってきたのは鬱だった
後かららんらんも入ってきて…
戸惑った鬱は私に視線を向けて、こう問い質す
「…これ、どういう状況なん？」
「鬱くん…！見てこれ、Aさんにやられたの…」
そう言って彼女は自らの腕を2人に見せつけた
鬱は戸惑っているが、らんらんは無言で私を見ている
…無言の圧力
「なあ、A…ほんまにやったん？違うよな」
『違うよ…その子がカッターキャーしただけ』
「なっ、そんな事しないよ！そんな、自分から痛い事する訳ないじゃん…！」
……演技、上手いね
「…俺はA信じたいけど…証人も居らんし、証拠が無いからさ」
「証拠ならあるよ」
その爆弾発言をしたのはようやく口を開いたらんらん
らんらんは片手を挙げて、宣言した
「俺、全部見てたから…
俺が証人」
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んやも(プロフ) - 猫大好きさん» すみませんレス押すの忘れてました… (2020年8月22日 18時) (
レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
んやも(プロフ) - ありがとうございますー！！お言葉に甘えてゆっくり…い、いや、更新頑張ります！ (2020年8月22日 18時) (レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
猫大好き - あ”ー主様すごく好き!!!!ゆっくり最新してください (2020年8月21日 22時) (レス) id: 932515d6d7 (このIDを非表示/違反報告)
んやも(プロフ) - りーいかさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです。頑張ります！ (2020年8月20日 23時) (レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
りーいか - すごい続きが楽しみです！これからも頑張ってください！ (2020年8月20日 22時) (レス) id: 3ec86cf350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：んやも | 作成日時：2020年5月20日 16時
