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ut side
放課後
Aには先に生徒会室に行ってて貰い、俺は例の女子を探す
…あ、居った
「なあ、ちょっと聞きたいことあるんやけど〜」
「う、鬱くんっ！？」
俺がいつもの声色で話しかけると、その長髪の子は肩を揺らしてこちらを上目遣いで見た
その仕草も正直鬱陶しい
どうしたの？と、こてんと首を傾げる彼女に俺は話しかける
「…今日の朝、Aの机隠されてたやん
あれのことやねんけど、なんか知らんかなって」
「…えー？知らないよ？」
教室には彼女と俺しか居ない為、単刀直入に聞いた
知らないと答え、にっこりと微笑む彼女に鳥肌が立つ
その微笑みは誰がどう見ても裏の顔がある微笑みだった
…女子って怖いな、とつくづく思う
「ほんまになんも知らんの？机運んでる人見た、とかでもええから」
「わかんない、私が来た時にはもうなかったよ」
「…あ、じゃあ最近Aと話したりせえへんかった？」
Aが生徒会に入るなと言われた、という話を思い出した
こんなに単刀直入に聞いたところで意味は無いかもしれないが…まあ、聞くだけは無料だ
「んー……話してないねぇ」
それより、と続ける彼女は楽しそうで
「最近遊んでくれなくなったじゃん、忙しいの？」
「…うん、ごめんなぁ、忙しいねん」
「それってAちゃんが居るから？Aちゃんが鬱くんを苦しめてるの？」
…何を言い出すんだ、こいつは
俺が知る彼女はこんなメンヘラではなかった…それどころか俺を通して生徒会に近づこうとした奴
……こいつと話しているだけで吐きそうだ
「そんなことは絶対ないから安心し」
「あっ、ちょ」
ぶっきらぼうにそう言って、俺は教室を出た
呼び止められた気はしたが、そんなのに構ってられる程俺の懐はでかくない
そうして、俺は足早に生徒会室へ向かうのだった
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んやも(プロフ) - 猫大好きさん» すみませんレス押すの忘れてました… (2020年8月22日 18時) (
レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
んやも(プロフ) - ありがとうございますー！！お言葉に甘えてゆっくり…い、いや、更新頑張ります！ (2020年8月22日 18時) (レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
猫大好き - あ”ー主様すごく好き!!!!ゆっくり最新してください (2020年8月21日 22時) (レス) id: 932515d6d7 (このIDを非表示/違反報告)
んやも(プロフ) - りーいかさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです。頑張ります！ (2020年8月20日 23時) (レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
りーいか - すごい続きが楽しみです！これからも頑張ってください！ (2020年8月20日 22時) (レス) id: 3ec86cf350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：んやも | 作成日時：2020年5月20日 16時
