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you side
「まず、すまんかった」
『……え？』
私と金髪青目さんはグラウンド近くの廊下で向き合っていた
人気はなく、外からは微かに運動部の声が聞こえる
金髪青目さんの言葉を聞いて、まず頭に浮かんだのは疑問
何に対して謝られているのか、全くもって見当がつかずにいる私は、そんな素っ頓狂な声をあげた
「…やから、始業式の…嫌な態度とったやろ、俺」
『…………ああ』
正直曖昧な記憶だが、生徒会室でも同じ話をしたことは覚えていた
「あれ、ちゃんと謝ってなかったやろ…なんというか、すまんな」
『いえ…気にしてないですし』
金髪青目さんはそんなことを気にしていたのか、と少し驚く
だって見た目は完全にヤンチャな子供…そんな小さなことを気にするようには見えない
「…あと、もう一個聞きたいんやけど」
そう切り出した金髪青目さん
本題はそっちか、なんて思い『何でしょう』と返す
「なんでグラウンドに来てたん…？」
なんでそんなことを気にするのか
なんて私にとっては疑問にしかならない質問ばかりするこの人
目的は何か、と考えたって見当もつかない私は正直に答えるしかなかった
そうして今までの経緯を話し、挨拶に来たことを伝えて
『…と言ってもさっきは試合してたみたいですし、迷惑でしたね』
「あ、いや、そんなことないで…さっきのでサッカー部がグラウンド使える時間最後やったし…
それにしても…そっか挨拶か……」
私の話を聞いた金髪青目さんは何かを思案するように黙り込む
そして少しずつ喋りだして
「…じゃあさっきグラウンドに居ったんは…俺ら目当てやけどファンクラブ的な意味ではない…」
『はい、多分そうです』
「…そっか！なんや勘違いしとったわ！
挨拶に来たんやんな？俺コネシマやで、よろしくな」
『…お願いします』
「そういや、名前全然覚えられへんって言ってたな！覚えるまで言ったるわ！！」
…それは、嬉しいような、鬱陶しいような
……とにかく
『…ご迷惑おかけします』
「ええってええって！俺Aのこと気に入った！
あ、敬語無しで、呼び捨てしてええで…俺も2年やからな！」
気に入ってもらえて、何より…ですかね…
そんなことより思った以上の声量にビビるんですが
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んやも(プロフ) - 猫大好きさん» すみませんレス押すの忘れてました… (2020年8月22日 18時) (
レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
んやも(プロフ) - ありがとうございますー！！お言葉に甘えてゆっくり…い、いや、更新頑張ります！ (2020年8月22日 18時) (レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
猫大好き - あ”ー主様すごく好き!!!!ゆっくり最新してください (2020年8月21日 22時) (レス) id: 932515d6d7 (このIDを非表示/違反報告)
んやも(プロフ) - りーいかさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです。頑張ります！ (2020年8月20日 23時) (レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
りーいか - すごい続きが楽しみです！これからも頑張ってください！ (2020年8月20日 22時) (レス) id: 3ec86cf350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：んやも | 作成日時：2020年5月20日 16時
