異変…2 tn.side ページ14
こっからみんなの過去に入っていくかもです。
zmさんのときみたいに少しシリアスかな…？
ーーー
グルッペンと一緒に風呂に入った。
いつも通り、軽く話して軽く笑いあって…
俺にとってこの時間は幸せな時間やなぁ…
とか思ってた。
風呂から出て、まだ入ってない奴らを呼ぶ。
そんときはまだ全然感じひんかった。
感じ出したのは…
そろそろ、夕飯をA姉ちゃんと一緒に作ろうかなって思い始めたとき。
tn「……なんか体おもっ…」
ソファーに座って休憩していたから立ち上がろうと思ったが、体が言う事を聞かなかった。
gr「…？トン氏どうした？」
すぐ隣で同じように休憩していたグルッペンが心配そうに声をかけてくれた。
でも、どうしたって言われても…
tn「…わからへん」
今の俺は、起き上がれなくてソファーの背もたれに寄りかかってる状態。
それを見てか、既に風呂に入ったゾムとロボロも眉尻を下げてよってきた。
zm「トンにぃどした？」
rbr「なんか、しんどそうやで？」
弟から見てもしんどそうなんか…。
どうしたんやろ、俺。
かっこわる……。
弟にこんな姿見せられへん。
そう思って俺は無理やり立ち上がった。
tn「ほら、立ち上がれるし…平気やで」
心配げに俺の方を見る3人に両手を広げてみせる。
gr「おい、無理すんな」
tn「無理なんかしてへんよ…飯の支度せんとな…」
だが実際、頭がぐわんぐわん揺れていて視界もぼやけている。
歩いたら治るやろ…
なんの根拠もなく右足を前に踏み出した。
だが。
tn「っ…」
力が入らず、床に倒れ込んでしまった。
gr「トントン？！」
rbr「トンにぃ！」
zm「A姉ちゃん呼んでくる！」
結局みっともない姿見せてもうた…。
床にうつ伏せに倒れると、さっきよりももっと頭の揺れが酷くなった気がした。
しかもなぜか暑い。めちゃくちゃ暑い。
呼吸もしにくい。
tn「…ｯ、ﾊｧ。すまんな…」
喉を振り絞って声を出す。
gr「あぁ、大丈夫やから、寝てろ」
tn「……ﾊｧ。迷惑、かけられ、へん」
gr「ええから！たまには休め」
tn「…で、も」
俺には義務感があった。
弟の世話は俺が全て頑張らなきゃ。
A姉ちゃんたちに引き取ってもらったんだから、しっかり恩を返さなきゃ。
こんな大人数の面倒を見てくれてるんだから、迷惑はかけられない。
そんな思いが邪魔して、俺は素直にグルッペンの言うことを聞き入れられなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 918人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆずれもん - ｼｬｵﾁｬﾝ (2019年9月11日 4時) (
レス) id: cb597fc79d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 皆可愛い！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年9月7日 19時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
みか(プロフ) - 更新される度に毎度毎度読ませていただいてます！ありがとうございます！夢主が弟達に甘やかされるっていうのも見てみたいですね、応援してます〜 (2019年9月1日 22時) (レス) id: 051e811b55 (このIDを非表示/違反報告)
だる猫(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！小説内での設定ということでしたら申し訳ないのですが、日本の法律では血縁関係のない義理の兄弟姉妹での結婚できますよ！がんばれポメラニアン！！(( (2019年8月27日 0時) (レス) id: d17492cb24 (このIDを非表示/違反報告)
yotuba0902 - ﾄｼ@堕天使のサブさん» お姉ちゃん…？ (2019年8月22日 17時) (レス) id: 101a506f7a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：☆雅空☆ | 作成日時：2019年8月18日 22時
