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sn「色々聞きたいことはあるけど、まずは熱出してる彼の治療をさせてもらおうかな…」
家に入って、ショッピくんを名残惜しそうにソファーにおろすなり、ペ神が私の方を見た。
『せやね。2階なんやけど…あ、シッマとシャオロンは、ショッピくんとここで待っててな？』
2人に声をかけたあと、私はそんなペ神を2階のトントンの部屋に案内した。
『トントン、入るよ？』
tn「ん、うん」
ドアの向こうから聞こえる彼の声。
昨日よりは幾分声に元気が戻っているような。
『調子はどう？』
私が尋ねると
tn「全然マシやわ」
彼は笑顔で答えてきた。
sn「あ、お邪魔してまーす」
と私の後ろからペ神がひょっこり顔をのぞかせる。
目を見開いて、トントンは驚いた様子だったが、私が笑顔を浮かべているのを見て安心したのか直ぐにいつもの感じに戻った。
『ごめんね、トントン。急に知らない人連れてきちゃって…』
tn「いや全然。A姉ちゃんの友人の方かなんかやろ？」
おー、正解。
『そう、私の幼なじみのしんぺい神』
tn「しんぺい、神…」
sn「しんぺい神って言いますー。ペ神とでも呼んでね？あ、こう見えて医者やってるで」
ペ神がトントンに握手を求める。
トントンはそれに戸惑いながらも応じた。
tn「医者…ですか？」
sn「うん、君の姉ちゃんに頼まれてね」
トントンがこっちを見てきた。
私がウインクで返すと、少し顔を歪ませて目を逸らした。
おい、なんや。嫌やってか？
しかもそこ！
グルッペン！
くすくす笑うなぁ！
sn「さっそく、みさせてもらってええかな？」
ペ神がお得意の優しい笑顔を浮かべる。
トントンはそれを見て、ゆっくりと頷いた。
＊＊＊
しばらくして、ペ神は私たちに診察結果を教えてくれた。
sn「んー。疲労、やね」
『ひろう…？』
sn「うん。具体的に言うと、睡眠不足」
tn「…」
gr「でも最近はこいつ、早く寝てるで？」
グルッペンがペ神に言う。
確かに、トントンは私が寝る頃にはもうグルッペンと2人で部屋に行っている。
sn「うん、知ってるで。だって寝れてなかったのはしばらく前のことやろうからな」
『しばらく前…』
てことは孤児院のとき…？
sn「トントンくん、君、全然寝てへんかったやろ？」
tn「…うん」
gr「せや、こいつ毎日のように隈作ってて…」
sn「それが原因。急に正常な生活に戻したこともあって体が驚いたのかも…ね」
なるほど。
そんな訳が…。
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ゆずれもん - ｼｬｵﾁｬﾝ (2019年9月11日 4時) (
レス) id: cb597fc79d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 皆可愛い！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年9月7日 19時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
みか(プロフ) - 更新される度に毎度毎度読ませていただいてます！ありがとうございます！夢主が弟達に甘やかされるっていうのも見てみたいですね、応援してます〜 (2019年9月1日 22時) (レス) id: 051e811b55 (このIDを非表示/違反報告)
だる猫(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！小説内での設定ということでしたら申し訳ないのですが、日本の法律では血縁関係のない義理の兄弟姉妹での結婚できますよ！がんばれポメラニアン！！(( (2019年8月27日 0時) (レス) id: d17492cb24 (このIDを非表示/違反報告)
yotuba0902 - ﾄｼ@堕天使のサブさん» お姉ちゃん…？ (2019年8月22日 17時) (レス) id: 101a506f7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆雅空☆ | 作成日時：2019年8月18日 22時
