おそ松 ページ8
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おそ松「こんな良い天気なのに、授業なんか受けてたら勿体ないだろ」
「うーん…もう、分かった!サボれば良いんでしょ!」
どうせ、苦手な数学だし1回くらいサボっても良いか…。
なんて、考えながら諦めておそ松の横に寝転んだ。
おそ松「……………」
そんな私をおそ松が見つめる。
「?…何?」
おそ松「えっ?あ…何でもない」
そう言っておそ松はそっぽを向いた。
「…………………。」
おそ松「………………。」
そのまま、何となく気まずい空気が流れる。
この空気を無くそうと、なるべく私は明るい声で話しかける。
「ち、ちなみにおそ松のクラスは今
何の授業なの?」
少しの沈黙があった後、返事が返ってきた。
おそ松「…英語。」
「ああ!イヤミ先生のね!」
おそ松「そうそう!あの出っ歯の授業だぜ」
「あはは…出っ歯なんて…言っちゃダメだよ…」
おそ松「そう言いながら、お前も笑ってるじゃん」
イヤミ先生の話題で、さっきの空気が嘘みたいに明るくなる。
イヤミ先生、ありがとうございます…!
と心の中でお礼を言う。
イヤミ先生やチビ太先生の話をして
穏やかな時間が流れていく中
だんだん眠気が襲ってくる。
おそ松「A?」
気がつけば、おそ松がこちらを見ていた。
「ん?あぁ、ごめん。なんか、眠くなっちゃって…」
おそ松「まぁ、こんなに気持ち良いし眠くなってくるよな」
「そうだね。
…あ!そうだ!おそ松に聞きたい事があったんだ!」
おそ松「んー?なにー?」
「橋本にゃーちゃんって知ってる?」
おそ松「橋本?誰だっけ?」
「私のクラスの読モやってる子だよ」
おそ松「あー、男子が可愛い可愛いって騒いでる奴?」
「そうそう!」
おそ松「お前、仲良かったけ?」
「んー、でも最近仲良くなったんだ!」
おそ松「それで、その橋本がどうしたの?」
「にゃーちゃんがね、なんと…おそ松の事気になってるんだって!」
おそ松「えっ?俺?」
「うん!良かったね!」
そう言って私は頷く。
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みゆり(プロフ) - ぱわさん» コメントありがとうございます!この後、十四松のお話です! (2019年10月16日 9時) (レス) id: 0f30c1d8ba (このIDを非表示/違反報告)
ぱわ - あれ?もう、完結ですか!? (2019年10月14日 10時) (レス) id: dc49dd12be (このIDを非表示/違反報告)
みゆり(プロフ) - カラ松ガールさん» 本当ですかー!?ありがとうございますー! (2019年10月13日 19時) (レス) id: 0f30c1d8ba (このIDを非表示/違反報告)
カラ松ガール(プロフ) - この小説めっちゃ好きです!更新待ってます! (2019年10月13日 9時) (レス) id: addc97a0c8 (このIDを非表示/違反報告)
みゆり(プロフ) - れんやん。さん» 本当ですか!??そう言って貰えて嬉しいですー! (2019年10月12日 17時) (レス) id: 0f30c1d8ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆり | 作成日時:2018年12月8日 14時