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「はい。ここが君の新しいお家ね」
とても、大きな家だった。
『ここに一人で……』
「別に喋っていいよ。」
青服は機嫌が良いのかずっとニコニコしている。
『住んでるの?』
「ん〜…もう一人君と同じ年の子がいるけど厄介でね…。」
青服はわざとらしく溜め息をつく。
「君の名前…聞いてなかったや。君の名前は?」
『……ない。』
本当の名前もわからない。
私は普通の子じゃないんだ。
「そっかぁ。」
そういって私の頭をよしよし撫でてくるので撫でられない範囲へとずれる。
「ありゃ…。名前。僕がつけたのでもいいかな?」
名前…。
『名前…欲しい。私だけの名前が欲しい!』
初めて欲というものがわいた。
青服は私のところまで来て、目を見ながらいった。
「君の名前はA。僕にしてはいいセンスだね〜。」
A…。
私だけの名前。
もう、あんな変な呼ばれ方なんてされない。
名前を貰えたことが嬉しかった。
『青服さんありがとう。』
「…ん?青服って僕のことかい?」
怒られるのが怖くなって、恐る恐る頷く。
「はは!僕はね海兎。青服っていいかもね。」
さらに機嫌が良くなったのか、海兎は、私にこういった。
「もし、良かったら。暗殺者にならないかい。A」
『人を消す仕事…?』
「うん。君は恨んでる人が多い。でも、それに太刀打ち出来ない。何でかっていったら力が弱いから。」
……。
「僕なら君がどんなやつとまでは言えないけれど、消すテクニックを教えることだってできる。」
私の頭を撫でながら海兎は言う。
「今、返事はいらない。ゆっくりでいいから考えててほしいんだ。わかったかい?」
頷く。
海兎は頭を撫でるのをやめると、明るい声でいい放った。
「中に入ろう。日がくれてきたよ。」
そう言って、先頭を切り前と進んでいく海兎。
暗殺者…人を消す仕事。
私は……
ーー
お気に入り登録ありがとうございます。
ここで急に出てきた()(←この中に人1と人2がある。)
について話します。
まず人1の方は青服さん。
人2は、新しく出てくるキャラクターで、夢主さんと同い年の男の子です。

人1は海兎(かいと)
人2は深夜(しんや)
って読みます。

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狐雪(プロフ) - 聖華さん» 落ち着け〜!どーどー。 (2019年1月16日 21時) (レス) id: ab4dd4135f (このIDを非表示/違反報告)
聖華 - 狐雪さん» それする前にキレると思う。 (2019年1月16日 20時) (レス) id: 2b9f4c7534 (このIDを非表示/違反報告)
狐雪(プロフ) - 夕美さん» ごめんなさい…! いつもwrwrd!さんの作品を作っているくせで…ご注意ありがとうございます。これは、オリジナルなのであの文を消してきますね。本当にご迷惑をかけてすみません。 (2019年1月15日 19時) (レス) id: ab4dd4135f (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - お名前を借りている時点でオリジナルではありませんのでオリジナルフラグはちゃんと外して下さい。違反です (2019年1月15日 19時) (レス) id: 8cb8cd78d9 (このIDを非表示/違反報告)
狐雪(プロフ) - 聖華さん» そんなときはね……自分もうるさくなるのさぁ! (2019年1月10日 20時) (レス) id: ab4dd4135f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狐雪 | 作成日時:2018年6月13日 23時

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