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「あ、裕翔、今日裕翔の家行っても良い?久しぶりに夜お鍋にしようと思ってんだけど、1人じゃできねーじゃん?」
もちろん、こんな言葉は口実でしかない。
『山のお鍋!?絶対美味しいじゃんか〜。行く行く!講義終わるのが4時だから…5時半に俺の家で良い?』
近くに住む裕翔。
俺ね、誰にも家は教えないんだわ。
家には大切な…とっても大切なモノがいるから。
講義室の前で別れて、家に帰る。
「…あれ、まだ帰って来てなかったんだ。」
LINEをチェックするとある人から会議で帰りは遅い、と連絡が来ていた。
了解、今日は家に帰らないけど、冷蔵庫のご飯食べて、とLINEを返す。
「さて、裕翔…。もう少しで俺のモノ、だね。」
彼は口角を上げて妖美に微笑んだ。
片手には水色のバラとスーパーの袋を持っている。
「壊れたパーティーの始まりだよ……。」
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