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『Aっ!何で、何でだ…っ!』
「太、陽が効かなくて…っ、。あのね、義勇さ…ん、、」
「貴方の事が好きだった、」
なんて、なんて悲しいんだろう。
『俺も…、お前を愛している…。だからっ!
お願いだから、生きてくれ…。』
姉さんも錆兎も
みんな先に逝ってしまう。
A、せめてお前だけは……っ!
「…っ、ごめんなさい、義勇さん…。」
『生きてくれよ…、頼むから…!』
「大丈夫、私は、私は…っ、死んでも貴方の側に居ますから…。だから、」
「義勇さん…、おやすみ。」
『おやすみ、A…。』
何て残酷な運命か。
想いが通った途端、彼女は目を閉じた。
彼女の桜色の羽織に
淡い色の桜が舞っていた─────────。
あの春を、忘れはしない。
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學嶺 - このお話、感動しました!他の作品も応援しています!頑張ってください! (2020年5月30日 14時) (レス) id: a702f5d3b3 (このIDを非表示/違反報告)
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