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出せるか分からない。



やってみるしか無い。



咄嗟に思い付いた技だなんて。



「空の呼吸 拾の型 天空神風」



私の夕空色の刃が、瞬く間に青空色に変わった。



感じた事の無い自分の力。



まるで、天の神様に操られているみたい。



雲の様な蒸気が刃に掛かり、鬼の頚を切った。



「…っ、はぁ、はぁ、はぁ……」



やった、切ったんだ。



『このまま、死んで、堪るかぁぁぁ!』



鬼の血鬼術が、善逸くん目掛けてきた。



「危ないっっっ!」



何でだろう。



出会って、まだ日の浅い男の子。



だけど、絶対に助けなきゃいけない気がした。



この子を見放したら、後悔すると思った。



だから、咄嗟に体が動いたんだ。



鈍い痛みを感じて、倒れこむ。

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學嶺 - このお話、感動しました!他の作品も応援しています!頑張ってください! (2020年5月30日 14時) (レス) id: a702f5d3b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちごみたん | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2020年3月7日 12時

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