検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:2,808 hit

忘れてよ(ym×in) ページ1

『さよなら』



映画のエンドロールみたいな、静かな空気。



『なんで、っ…!


山田、ずっと一緒に居ようって言ったじゃん!』



『…好きな人ができた。


だから、ごめん。俺と別れて、伊野ちゃん。』



そんなの、嘘だよ。



今でも伊野ちゃんが大好きで、



ずっと一緒に居たいんだ。



でもね、それは駄目なんだよ。



肩を震わせる伊野ちゃんに、背を向けて歩いた。



泣いている君を見たら、抱きしめてしまいそうだったから。



伊野ちゃん、俺ね。



明日から病院に入院するんだ。



1週間後には、歩けないかもしれない。



余命宣告、されてるんだよ。



『…はい、山田です。』



マネージャーからだった。



『俺だ。山田、本当に伊野尾には伝えないんだな…?』



『当たり前じゃん。


伊野ちゃんが、俺の為に泣く事も、壊れる事も無い。』



世間に発表するのは、俺が死んでから。



伊野ちゃん以外のメンバーには、伝えてある。

・→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 6.5/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 幸せ , 泣ける
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:わた飴 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2020年1月29日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。