第百十四話。バトル参加者。 ページ25
「何度か会っているような気がするけど、僕と会うのははじめてかい？綱吉くん」
周りの状況を確認し、戸惑っている僕らにそう話しかけて来たのは白蘭だった。
その後ろには付き従うように真6弔花と呼ばれる者たちもいた。
…キャラが濃い。
なんというかこっちに来てからツナくん達と行動を共にしてなかったからいまいち白蘭だ！真6弔花だ！と言われてもピンとこない。
まぁ、敵なのは分かるよ。ディーノさんから説明はしてもらったし。
などと一人ぽけーっと考えていたら話が進んでいた。
どうやら次の”チョイス”とやらを始めるらしい。
話はちゃんと聞いてなきゃいけないのになー。なんだか最近集中力が足りない。
ジャイロルーレットと呼ばれる物にツナくんと白蘭が手を添えるとチョイスという掛け声とともにそれが回り出す。
そしてその回転が収まり、記号と数字が定まった。
それらが表していたのはそれぞれのファミリーの”属性”と”参加人数”。
つまりは
「これで決まったからね。バトル参加者♪」
そう楽しそうに笑った白蘭。
バトルフィールドの次にチョイスしたのはバトル参加者。
このフィールドで戦う各属性の戦士の数だった。
「でもボンゴレとミルフィオーレで合計がちがう？」
疑問に思うツナくん。そう、ボンゴレ側は大空、嵐、雨がそれぞれ1名ずつ。…一番下の謎の属性は2と表示されていた。
そしてミルフィオーレ側は晴が1、霧が2、雲が1。
ボンゴレ側は合計5人、ミルフィオーレ側は合計で4人。
確かに人数が違うのだ。
「これがチョイスの醍醐味だよ♪ボンゴレは大空に嵐に雨が1名か〜。いい引きしてるじゃないか綱吉くん」
相変わらず楽しそうにしている白蘭に獄寺くんが新たな疑問を投げかける。
「おい待て!!だったら一番下の□はなんだ!?あんな属性見たことねぇ！」
「ん？あぁ、あれは無属性。つまりリングを持たぬ者を示しているんだ。君達は”2”だから二名を選出しなくちゃいけない」
淡々と答える白蘭。
リングを持たぬ者。つまりは京子ちゃんやハルちゃん達も含まれるということで。
……でも僕はどうなるんだ？あの属性表には月はないけれど。
「はいはーい！そこの白蘭って人！僕はどういう扱いになるのー！？」
こればっかりは聞いておかなきゃいけない。そう思った僕は話に割って入った。
((んー……どうしようか、リングは持ってるわけだし。無属性では無いよね))
((もしや僕、参加すら出来ない……？))
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たかさ(*^^*)(プロフ) - とまさん» ありがとうございます！正直久しぶりの更新なので読んでくださる方がいるか不安だったのですが、コメントとても嬉しいです！頑張ります！ (2020年6月28日 18時) (
レス) id: 78054b484b (このIDを非表示/違反報告)
とま - 最新楽しみにしてます!面白いです。頑張ってください！ (2020年6月28日 17時) (レス) id: 99861cccf4 (このIDを非表示/違反報告)
たかさ(*^^*)(プロフ) - アップルパイ♪さん» 申し訳ありません。台本書きにすると文字数制限の関係でかなり厳しいのです。読みにくいのは私の表現力の無さのせいなので努力したいと思います。誰が言った言葉なのかなどの質問は受け付けますのでご理解いただけますと幸いです。 (2018年4月15日 10時) (レス) id: 43dfc0e37e (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ♪(プロフ) - 少し読みにくいので台本書きで書いてもらっても大丈夫ですか？すごく面白いので更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2018年4月15日 8時) (レス) id: 12d5eb2c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ガーディアン@たかさ | 作成日時：2018年4月11日 17時
