就寝 ページ23
が、当然という訳でもないが、
何事もなく喜矢武は上がってきた。
鬼「寝る?」
喜「・・うん・・・」
ベッドに横になり、瞼を閉じる。
樽「熱測らなくてもいいの?」
歌「あ、そうだった。でも、風呂上がったばっかりだし、
今測っても意味ないと思う」
樽「そっか」
鬼「ていうか、よく寝るよね」
既に寝てしまった喜矢武を見て言う。
歌「風邪引いてるし、疲れてたんだから仕方ないって」
樽「明日の仕事、大丈夫かな・・・」
これで風邪が治らなかったら、
休むかその状態のまま仕事をするしかない。
喜矢武の場合、後者だろう。
歌「早く治るに越したことはないんだけど・・・」
明日までに治らなかったらどうしようと思うが、
喜矢武なら気合で何とかしてくれそうな気がした。
鬼「そろそろ測る?」
歌「そうだね」
熱が下がっている事を祈りながら体温計をはさむ。
数秒経つと、電子音が鳴った。
鬼「37度6分」
歌「下がってるよ!」
樽「良かった〜」
まだ微熱ではあるが、かなり下がった。
鬼「明日までに完全に治るといいね」
歌「そうだね」
樽「そろそろ俺らも寝る?」
時刻は既に11時。
歌「今日は僕がここにいるから、
2人はソファーででも寝ていいよ」
鬼「ありがと。そうする」
樽「じゃ、おやすみ〜」
歌「おやすみ」
リビングに行き、2つあるソファーに横になる。
2つも必要なのかと思うが、今は寝る事が優先だ。
鬼「じゃ、研二もおやすみ」
樽「おやすみ〜」
明日には治っている事を祈りながら、
3人は就寝した。
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ゆきんこ - とっても面白かったです。今度は、淳さんが風邪になる小説を作っていただけたらうれしいです。By うぱギャのゆきんこ (2017年1月10日 17時) (レス) id: e04cc67c8c (このIDを非表示/違反報告)
羅夢 - みなさん» こちらこそ応援していただきありがとうございます!ほんとに時間がかかると思いますが書いてみます (2014年8月17日 21時) (レス) id: c5ad2bdbdd (このIDを非表示/違反報告)
みな - ありがとうございます!ぜひぜひお願いいたしますm(_ _)m (2014年8月13日 20時) (レス) id: ffb6d88ea6 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢 - みなさん» 遅れてすみません。リクエストありがとうございます<(_ _)>時間があれば書いてみますので、その時は是非読んで下さい! (2014年8月13日 10時) (レス) id: 8db673200f (このIDを非表示/違反報告)
みな - あの…これと似ているのですが喜矢武さんがインフル、またはノロウイルスになる話を読みたいです( ̄Д ̄)ノ (2014年7月27日 21時) (レス) id: ffb6d88ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:羅夢 | 作成日時:2013年8月8日 16時