【文スト】視力検査という現実から逃走しようと夜更かししたらトリップしちった☆

メインストーリーだい！ ページ12

敦side

僕の名前は敦
＿故あって餓死寸前です

孤児院を追い出され
食べるもの
寝るところもなく
かといって盗みをはたらく度胸もなく

こんな処まで来てしまった

生きたければ盗むか奪うしかない＿
けど＿

『お前など孤児院にも要らぬ！』

『どこぞで野垂れ死んでしまえ！』

五月蝿い＿
僕は死なないぞ＿

？「………はかねなりいいいいいい」

敦「え？」

琴音side

琴音「ときはかねなりいいいいいい」

？「え？」

いたあああああ！！
敦君だ！！

琴音「おーい！そこの君ィ」

敦「？？」

琴音「空腹っぽいから、私のポッケに入ってたパンあげる！！」

敦「あ、えっと。ありがとうございます？」

わーい(*^◯^*)
私人助けしたよー

琴音「少しは腹の足しになった？」

敦「はい！」

あっ、可愛い

琴音「それは良かった」

敦「でも、何故僕が空腹だ 琴音「なんだあれ…」え？」

なんと、川の中から、ダザァさんが！！

琴音「君、行ってこい！」

敦「えぇ！？」

あ、ちゃんと行ってくれるのね

敦「げほ、けほ」

琴音「…(無言で太宰さんをつつく)」

ぱちっ

琴音ビクッ
敦「うおっ！」

敦「あ、あんた川に流されてて…大丈夫？」

太宰「助かったか……………ちぇっ」

敦/琴音(ちぇっ つったかこの人！？)

太宰「君かい私の入水を邪魔したのは」

敦「邪魔なんて僕はただ助けようと」

太宰「しらんかね入水、つまり自 殺だよ」

敦「は？」

琴音(あれ、私空気)

太宰「私は自 殺しようとしていたのだ。それをきみ……」

あ、私の存在気付いた

太宰「なんと可愛らしいお嬢さんどうか大きくなったら私と心中してくれないかい？」

琴音「え？あの私、死ぬつもり無いです」

太宰「そうかい…シュン」

あからさまに落ち込んだ

太宰「まあ、人に迷惑をかけない清くクリーンな自 殺が私の信条だ。だのに君達に迷惑をかけたこれは此方の落ち度、何かお詫びを＿ぐううぅぅぅう

太宰「…空腹かい少年？」

敦「じ、実はさっき少しこの子にもらったパンだけでここ数日それ以外食べてなくて…」

ぐううぅぅうう

太宰「私もだ、ちなみに財布も流された」

琴音「私は、少しお金ありますよ？」

敦「でも、君に奢らせるってわけには…」


？「こんな処に居ったか唐変木！」


この声は！

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