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この幸せな世界を守る為に一人じゃ駄目だね……リア ページ47

貴「…………いないか…よしっ、葵〜いる〜」

葵「久々の登場で少しテンションが上がってる葵だよ〜」

貴「解説ご苦労様、実は葵に聞きたいことがあって」

葵「分かってる、彼の事だろ?」

貴「うん、葵は人や動物を助けた人をトリップさせてるんだよね?」

葵「そうだよ、でも彼のように例外もいる」

貴「例外」

葵「本来トリップ先には別のトリップしてきた人がいるはずないんだ…ここもそうだけど僕達神が作った世界にトリップさせている、つまり…」

貴「…この世界は作り物…」

葵「けどっ!彼らの心は本物だ…」

貴「ふっそれは分かってるよ、僕が一番分かってる」

葵「勝手なお願いだと思うけど、彼を現世に返してくれなかいか?俺はこの世界に本来干渉出来ないんだ」

貴「分かってるよお願いされるまでもない、アイツは僕の大切な物を僕のテリトリーに侵入した」

葵「こそう言ってくれると助かるよ」

貴「うん。具体的にどうすればぜ現世に?」

葵「現世に帰らせる方法は一つ、この世界で死ぬこと」

貴「成る程…え?死ねば帰るの?」

葵「あぁこの世界にいる現世の住人は君以外この世界で死んだら現世に帰る、強制的に」

貴「僕以外」

葵「この世界は君の世界だからね君おっと誰か来たみたい、俺は帰るよ」

貴「ありがとう」

フッ

鯉伴「リアここにいたのか」

貴「鯉伴さんどうしたの?」

鯉伴「お前が消えたっての大騒ぎだ」

貴「ちょつ一人になりくて、護衛撒いちゃった☆」

鯉伴「撒いちゃった☆じゃねぇよ、ほら帰るぞ」

貴「うん…(帰る…僕の家は)」

鯉伴「どうした?リア」

貴「っ!…ううん何でもない、帰ろう僕達の家に」

鯉伴「ほら行くぞっ!」

貴「あっ待ってよっ!(アイツが何と言おうと僕の家はここだし僕の家族は皆だ…僕はアイツと一緒じゃない、僕は)幸せ者だな〜」

鯉伴「どうした?」

貴「こうやって迎えに来てくれる素敵な旦那様がいて僕は幸せ者だな〜と思ったんだ、それだけ〜」

鯉伴「はぁ?(ポカーン」

貴「あっははっ!置いてっちゃうよっ!(ニコッ」

鯉伴「くそっ…俺だって幸せだよ…お前のお陰で…おいっ!待てっ!一人で行くなっ!」

貴「この幸せな世界を守る為に一人じゃ駄目だね…」

ありがとう…リア→←はぁ…


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作者名:黒白 x他3人 | 作成日時:2016年4月27日 17時

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