不穏 ページ45
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3人とも食い付きがすごくて
話さずを得ない状況になってしまった。
男をとっかえひっかえしてるように思われそうで
話すのは気が引ける…
でも
『今は私の事を守ってくれる人がいるから大丈夫だよ。』
これだけは胸張って言えた。
銀「本当かぁ?なんか心配だな。そんな事よりさっさと顔の傷治せよ。」
神楽「そうネ!A、イイ女が台無しアル!」
新八「Aさん、その人と幸せになってください……あ!銀さん、そろそろ行かないと!」
3人は依頼人の所に行く途中だったのだ。
最近、依頼が多くて忙しいみたい。
銀「じゃあな、行くわ。」
新八「Aさんもお仕事頑張って下さい!」
神楽「また茶でもしばくヨロシ!」
そう言って足早に去っていった。
『みんな、私の事を心配してくれてるんだ…』
3人の優しさに触れて
私は恵まれている事を実感した。
しかし、かぶき町には
不穏な空気が流れている。
____なんでも屋side
銀「また同じ様な依頼だな。」
新八「そうですね、みんな同じ人間の犯行なのでしょうか?」
殆どが不法滞在の外国人によるもの。
神楽「とにかく片付けるアル。私達の仕事はそれだけネ。」
今日の依頼は、何者かに部屋を酷く荒らされた住人からだ。
当然、金目の物は全てなくなっている。
しかも荒らし方が空き巣レベルではない。
またある時は家賃の踏み倒し…夜逃げ
銀「ったく、次から次と数が多過ぎんだよ。
まるで銀○乱舞の雑魚キャラじゃねえか。」
新「まぁまぁ、忙しいのはいい事ですよ。」
神楽「そうアル、報酬ふんだくってやるネ。」
____神威side
Aと一緒に暮らしているとは言え
ほとんど入れ違いの生活だ。
彼女が帰宅する頃に俺が出勤する。
結局、一人にさせてしまってるじゃないか…
俺が昼に仕事すれば、それは解決するはず。
しかし、俺には弱点がある。
それは太陽
直射日光なんて命取りだ。
「俺、まだまだだね…」
____Aside
あの事件があってから
私は長期で休みを貰っていた。
久しぶりに出勤すると
皆、何も聞かずに暖かく出迎えてくれたけど…
「そういや神威さん、ずっと来てないよね?」
勘の鋭いスタッフに突っ込まれて
ヒヤヒヤしたこともあった。
知らないフリして過ごすの大変だったな。
夜、帰宅すると神威は居なかった。
広い部屋に一人
寂しい。
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月松(プロフ) - 吹雪さん» ありがとうございますヾ(o´∀`o)ノ (2018年9月16日 22時) (レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 素敵なコメントだなんて '0 ' `# 頑張ってください〜♪ これからの展開も楽しみにしていまーす(笑) 更新ファイトです!!! (2018年9月16日 21時) (レス) id: 0e33d807cc (このIDを非表示/違反報告)
月松(プロフ) - 吹雪さん» 素敵なコメント頂いて感激です(つд`)頑張るっ!!!!さて、これからもっと痒いムズムズする展開になるかもしれないので楽しみにしててください(笑) (2018年9月16日 8時) (レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - こちらこそ、よろしくお願いいたします! 自信もっと持ってくださいな(^0^)/ こんなに素敵な作品を作っているんですから! 神威が助けに来てくれて、今、安心しました〜♪ (2018年9月16日 8時) (レス) id: 0e33d807cc (このIDを非表示/違反報告)
月松(プロフ) - 吹雪さん» ありがとうございます!ホントですか!?自信持てました(つд`)もちろん神威は再び登場しますよー(●´ω`●)頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2018年9月15日 20時) (レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢子 | 作成日時:2018年8月21日 21時