チンピラ ページ41
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数分後、近隣の通報により
警察が到着した。
沖「こんばんは…って…またアンタ達ですかィ。」
神威「そのまま返すヨ。」
あの時、俺の取り調べをした警視庁の沖田だ。
この男、気に食わない。
沖「で、あそこに倒れてるのが彼女に暴行した奴等かィ?意識がねぇや…アンタなかなか派手にやりましたねィ。」
沖田は奴らに近付いて身体を揺さぶった。
沖「土方コノヤロー。こいつら動かねぇんでさっさと救急要請しろィ。」
土「誰に向かって言ってんだ?とりあえず署で話を聞かせてもらう。
アンタ…夢園さんだったな?立てるか?」
土方と言う男は、震えている彼女に近寄った。
クソっ…こいつも気に食わない。
Aに触るな。
神威「お巡りさん、彼女は酷く暴行されている。
すぐに救急搬送だ。」
Aは救急車に乗るまで
俺のことを呼び続けた。
沖田「さ、アンタも行くか。」
俺はまたパトカーで連行された。
____かぶき警察署
沖「アンタ、あの女の何でィ?」
神威「……」
沖「前にもこんな事あったろィ。あの女、そんなに太客なんですかィ?」
※太客=たくさん金を使う客
神威「アンタに関係ないだろ?殺しちゃうぞ?」
やっぱりムカつく、コイツ…
沖「チッ…短気な奴でさァ。とりあえずさっき起きたことを正直に話しなァ。」
あまり話す気分になれないや。
神威「…彼女が2人の男に羽交い締めにされてたから助けた、それだけ。」
さっさと釈放してくれ。
Aの所に行かないと。
沖「それにしてもやりすぎじゃねぇか?」
煩い
沖「なにもあんなに重傷を追わせる必要なんざ…
…てめぇ!!」
俺は気が付いたら自分が座っていたパイプ椅子で
沖田に殴りかかっていた。
沖「フッ…もっと来なぁ!!」
それを受け止めた奴は俺のことを煽った。
俺の怒りは収まらず更に攻撃を続ける。
神威「惚れた女に手を出されてるのに黙って見てる男が何処にいる!?
お前にはどうせそんな女一人いないんだろ?
なら理解できるわけないだろうなぁぁ!!」
沖「あぁ、理解できねぇから言ってんだ!!」
沖田も取り調べを忘れたかのように
己の感情を露わにして反撃してくる。
取り調べ室は次々と色々な物が音を立てて破壊され、戦場と化した。
「おい!何があった!?」
騒ぎに気付いた警察署内の者たちが駆けつけ
俺は奴らに取り押さえられた…
沖「このチンピラホストが…!!」
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月松(プロフ) - 吹雪さん» ありがとうございますヾ(o´∀`o)ノ (2018年9月16日 22時) (レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 素敵なコメントだなんて '0 ' `# 頑張ってください〜♪ これからの展開も楽しみにしていまーす(笑) 更新ファイトです!!! (2018年9月16日 21時) (レス) id: 0e33d807cc (このIDを非表示/違反報告)
月松(プロフ) - 吹雪さん» 素敵なコメント頂いて感激です(つд`)頑張るっ!!!!さて、これからもっと痒いムズムズする展開になるかもしれないので楽しみにしててください(笑) (2018年9月16日 8時) (レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - こちらこそ、よろしくお願いいたします! 自信もっと持ってくださいな(^0^)/ こんなに素敵な作品を作っているんですから! 神威が助けに来てくれて、今、安心しました〜♪ (2018年9月16日 8時) (レス) id: 0e33d807cc (このIDを非表示/違反報告)
月松(プロフ) - 吹雪さん» ありがとうございます!ホントですか!?自信持てました(つд`)もちろん神威は再び登場しますよー(●´ω`●)頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2018年9月15日 20時) (レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢子 | 作成日時:2018年8月21日 21時