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さっさとメイクして…
『あ…そういや化粧品あまり持ってきてないや。』
髪の毛だって巻けないし…
とりあえず三つ編みにしとこうか。
なんか全体的にしっくり来ないな。
昨日のバッチリメイクからのこれ…
こんな姿見られたくないよー。
だけど隠れてる訳にはいかないから
再びリビングへ向かう。
その途中、神威とバッタリ…
神威「あ、風呂上がった?」
『うん、さっぱりしたよ。タオルありがとね。』
神威「………」
彼は私のお礼の言葉に対して何も言わず
顔をじーーーーっと見つめている。
何?やっぱりおかしい?
恥ずかしくて目をそらしてしまう。
『今日さ、何も準備してこなかったから…すごく適当なの!』
そんなに見ないでよ!気まずくて聞かれてもない事まで喋っちゃうじゃん!
神威「その方がいい」
まさかの反応。
ただ気遣ってるだけだよね。
優しいね。
『あ、そう?ありがとう。じゃあそろそろ行くね!お邪魔しました!』
神威「え、あ、うん…」
私は彼に礼を行って家を後にした。
『あーやだやだ』
別に彼の前で完璧でいる必要なんてない。
だって今後、彼と何かあるわけでもないし。
あっちも私の事なんとも思ってないよ。
彼は所詮ホストだから。
____神威Side
もう出勤時間なんだ、早いな。
起きてからまともに喋ってないや。
なんだか気まずい雰囲気出してたけど一体なんだったんだろ?
メイクが適当とか言ってたけどソレか?
確かにいつもより薄かったかも知れない
あれぐらいがちょうど良いけどネ。
俺は衝撃のあまり凍り付いたけどさ。
あの顔、100%姉だ。
俺には妹と同じに見える。
それと、昨日の会話でAが
店を経営していた事実も発覚した。
神威「なんか複雑だな」
だけど会えないと寂しい。
こんな感情になったのは初めてかも知れない。
これは試練か?
今度は姉を守れと
俺たちを引き寄せたのか?
___ASide
神威の自宅から職場まで徒歩で数分。
その道中…
前方に銀髪のモジャモジャ発見!!
『銀ちゃーん!!』
咄嗟に大声で呼びかけると彼は死んだ魚の目でこちらを向いた。
この時間まで飲んでたのだろうか?
そして近くに来てようやく
銀「あ、Aじゃねぇか。」
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月松(プロフ) - 吹雪さん» ありがとうございますヾ(o´∀`o)ノ (2018年9月16日 22時) (レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 素敵なコメントだなんて '0 ' `# 頑張ってください〜♪ これからの展開も楽しみにしていまーす(笑) 更新ファイトです!!! (2018年9月16日 21時) (レス) id: 0e33d807cc (このIDを非表示/違反報告)
月松(プロフ) - 吹雪さん» 素敵なコメント頂いて感激です(つд`)頑張るっ!!!!さて、これからもっと痒いムズムズする展開になるかもしれないので楽しみにしててください(笑) (2018年9月16日 8時) (レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - こちらこそ、よろしくお願いいたします! 自信もっと持ってくださいな(^0^)/ こんなに素敵な作品を作っているんですから! 神威が助けに来てくれて、今、安心しました〜♪ (2018年9月16日 8時) (レス) id: 0e33d807cc (このIDを非表示/違反報告)
月松(プロフ) - 吹雪さん» ありがとうございます!ホントですか!?自信持てました(つд`)もちろん神威は再び登場しますよー(●´ω`●)頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2018年9月15日 20時) (レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢子 | 作成日時:2018年8月21日 21時