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廉からの誕生日プレゼントはずっと欲しかったけどなかなか買えなかったネックレスだった
大学につけて行こうか迷ったけど、高そうだったから学校には付けないことにした
「 A、昨日大丈夫だった？」
理佐が心配そうに駆け寄ってくる
そりゃあそうだ、昨日はあんな事があって理佐はその後のことを知らないから
『 大丈夫だったよ、あの後来てくれたし。』
「 そっか、じゃあ良かったね。」
本当はほんの少しだけ心残りな事がある
廉と付き合って1年が経とうとしてるのに未だに本心はお互い知らないまま
廉に思ってることをぶつけるのも思ってることを聞くのもどっちも怖くて、結局逃げてるだけ
「 あ、私今日はお昼前にバイト入ってるから一緒に食べれない、ごめん。」
『 そっか、分かった。』
今日は理佐とは別時間だからほとんど1人で行動することになる
授業を受けて、ちょっと悲しいけど1人で食堂に行く
1人で食べていると、席は沢山空いてるのに正面にトレーが置かれた
「 Aちゃん！」
聞きなれた声に顔を上げると、長妻くんだ
『 長妻くん、どうしたの？』
「 一緒に食べたいなぁって思って。俺も1人だし」
何故か一緒に食べることになって、長妻くんが面白い話とか聞かせてくれるから素直に楽しかった
「 そう言えばさ、Aちゃん彼氏とかいんの？」
『 え！』
いきなりの質問にむせてしまって、背中をトントン叩かれた
「 え、なに図星？動揺してる？(笑)」
名前出さなきゃ大丈夫だよね。
『 一応いるけど。』
「 え、まじ...。ショック！！！」
『 はいはい分かりました 』
これも多分、長妻くんのいつものノリ
「 この際もう聞いちゃうけど、そいつ俺よりイケメン？」
なんだその質問(笑)
長妻くんが面白くて笑うと真剣なんだけどってふざけて怒られる
『 うーん、分かんない。でもかっこいいよ 』
廉はいつだってかっこよくて優しくて皆から好かれてて、私には追いつけない存在
「 えー、マジ！会ってみたいわぁ」
長妻くん、もう会ってます ...なんて言えず笑って誤魔化す
長妻くんに知られたら面倒なことになりそうだなぁ
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あいり - 今日初めてこの作品を読みました。切なくてでもキュンキュンする作品で素敵ですね！ (2019年1月1日 13時) (
レス) id: b20c59240a (このIDを非表示/違反報告)
れれれ - 昨日初めてこの小説を読みました！とても続き気になります！更新停止と少し悲しいですが続きを更新していただけること楽しみに待ってます！！！ (2017年9月20日 15時) (レス) id: f263681f4f (このIDを非表示/違反報告)
ななみ - 更新を楽しみに待ってます！これからがとっても気になります！頑張ってください！ (2017年5月8日 19時) (レス) id: 14048354d9 (このIDを非表示/違反報告)
森永 - 廉くんと別れちゃったところなんか、思わず涙が出てしまいました泣 更新楽しみにしてます！ (2017年4月29日 8時) (レス) id: 885df9aeaf (このIDを非表示/違反報告)
ぽむたん - いつも更新されるのを凄く楽しみに待ってます！更新される度早く読みたいってなって更新されるまで何回も読み直ししたりしてます笑 (2017年4月25日 17時) (レス) id: d4abc4c2c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：岩橋ぴくみん | 作成日時：2017年4月4日 1時
