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『ちょっそこまでにしてください！僕が自己紹介出来ないじゃないですか。』
私が止めようとしたとき、緑色の瞳の人が阻止した。
『全く、Aさんが困るじゃないですか。』
呆れた目で彼らをを見つめている。不破さんは『だって〜』とだだをこね始めてカオスになってきた。
これ私が大丈夫って言ったら止まる説あるか？流石にないか....まあ取りあえず試してみるか、
「あの、全然大丈夫ですよ。」
『あ、そうですか。じゃあ良かったです。』
あ、案外すんなりと収まった。そんなこともあるんですね......
私がちょっとびっくりしていると緑色の瞳の人は気持ちを切り替える為か溜め息を吐いて
こちらを向いた。
『じゃあ自己紹介しますか。僕の名前は剣持刀也です。よろしくお願いします。』
「Aです。こちらこそよろしくお願いします。」
あまりにも律儀なのでめっちゃ丁寧になってしまった。いや、丁寧なのは大切だけどさ。
すると剣持さんは私のカタコトな丁寧語のようなものを聞いてか肩を震わせて俯いている。
すると少し落ち着いたのか顔をあげて
『あははっ、そんな畏まんなくていいですよ。』
と言ってくれた。いや笑い声めっちゃ可愛いな....一気に緊張がほぐれた気がするわ。
「お気遣いありがとうございます.....」
『あはっ直ってませんって、』
私が剣持さんと話していると突然
『ギャーーーー、いきなり蹴るマ？！これ痣できるんじゃない？！』
という大声が聞こえて私と剣持さんがびっくりして声のした方をみると、
赤髪の人が葛葉さんと不破さんに足で転がされてる。
『叶さん、マジで助けて！』
『起きずに床に寝っ転がってた自分が悪いよ。残念。』
『ああああああああ』
「......剣持さん、これっていつもですか？」
『こんなの日常茶飯事ですよ。』
マジですか、
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作者名：a | 作成日時：2024年2月4日 12時
