桃源郷【w/r/w/r/d】 (ページ1)

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オメガバースについてページ1

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オメガバースとは、簡単に言えば
「男でも妊娠が可能な世界」
「女でも妊娠させるのが可能な世界」です。

この世界の人間はα(アルファ)、β(ベータ)、Ω(オメガ)の3つの性にわけられます。

アルファ＜Alpha＞(α)
数が少なく、生まれつきエリートでリーダー的、ボス的な気質を持っていて、社会的地位や職業的地位が高い人が多いです。

発情中のΩ性との接触はどんなに理性的なα性であっても抗しきれない強烈な発情状態を引き起こし、暴力的なまでの性交に及ぶこともあるため、この性質を嫌悪するα性も存在します。

ベータ＜Beta＞(β)
最も人口が多く、身体の特徴や行動等も一般的な普通の人間と変わらず、発情期も存在しません。

Ω性に誘惑されることはありますが、α性ほどの激しい反応は起こらず自制も可能です。中にはΩ性のフェロモンが全く効かない人も存在し、そのβ性から見れば、体調が悪そうにしか見えないのだそうです。

β性同士の子供は高い確率でβ性になります。しかし、年を重ねるにつれ、α性、Ω性の体質にといった場合もあります。

オメガ＜Omega＞(Ω)
数はα性よりも少ないく、体格の小さい人が多いです。

10代後半頃から「ヒート(発情期)」が現れるようになり、当人の意思に関係無く、約3ヶ月に1度の頻度で1週間ほど強いフェロモンを撒き散らすようになります。

手近なα性やβ性に見境なく欲情してしまうため、外出もままならなくなります。(フェロモンを抑える薬があるので、それを飲めば大丈夫です。)

ヒートが巡ってきたΩ性は発情と繁殖以外に何もできなくなるほどの脱力感や性欲の増進等に悩まされます。