第八話『依頼人はひぐっちゃん』 ページ9
Aside
私が太宰さんを絞めていると国木田君が依頼人を連れてきた
「失礼します」
不覚にも綺麗な人だと思ったら…兄の職場の人だった。確かにポートマフィアは顔面偏差値高いし綺麗だなと思うのは仕方ない。不可抗力だ
「谷崎、依頼だ」
と、行き成り電話したからびっくりした
あ…谷崎さん達来ちゃった
私がぼぉっと眺めていると太宰さんがまた締められてた
「小僧、行ってこい。谷崎も着いていってやれ」
「兄様が行くならナオミも行きますわ！」
「じゃぁ、私も〜」
ということで、敦くん、谷崎さん、ナオミちゃん、私の四人で行く事になった
「ここです」
歩くこと数分？ｼﾗﾅｲｹﾄﾞ路地裏に着いた
「可笑しい…」
谷崎君の一言で分かった
「あー、なるほど。私達を騙したということだね？樋口さん」ﾆｲｯ
「話が早くて助かります。Aさん」
「私達の目的は、貴方達です」
「芥川先輩、捕らえました」
「重畳、5分で向かう」
ヤバい…芥川くんが関わると大変なことになる
「我が主のため死んでいただきます！」
ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ!
銃声の音が響き渡る
「ナオミ！」
「あ…敦くん止血帯持ってない？いや…傷口を洗って与謝野医師にみてもらわないと…？」
「谷崎さん！落ち着いて」
私の異能で？バレてしまう？仲間が…迷ってる暇はない
「よくもナオミを！異能りょk」
「落ち着け…」
谷崎さんの口を塞いだ
「異能力…"幼獣の歌"春日狂想！ナオミちゃんを治して」
落ち着いて私…異能がバレただけだから
大丈夫だから…泣かないでよ！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪見だいふく | 作成日時：2024年2月11日 17時
