第四話『激怒』 ページ5
ASide
起きたら、探偵社の医務室の白い天井が広がっていた。隣では、与謝野医師が寝ている
「んぅ…はっ!ヤバいもう朝じゃん」
私は、時計と携帯を見た。あ…終わった
シスコン野郎今どこに居る
シスコン野郎誰と会ってるんだ
シスコン野郎太宰では無いだろうな
シスコン野郎おい…
シスコン野郎起きてるか
シスコン野郎迎えに行ってやる
シスコン野郎場所は何処だ
などなど、ここに書いていたらキリが無い程メッセージが来ていた。1分毎に
あっ…勿論既読無視してるからね♪
「ふぁぁ…起きたのかイA」
「はい…」
「社長が今日は休めって言っていたよ」
「…分かりました」
今の私の無言タイムは約0.3秒
兄のお説教……と考えたら嫌になった
おうちにつきました。兄の気配と姐さんの気配とその他(ロリコン、絆創膏、太宰さん狂言者、芥川狂言者ect)
「ただいま戻りまし…」
圧が凄い。とにかく凄かったので勢いよくドアを閉めた…筈だった
「朝帰りとは良い度胸してんなぁ?」
ドアがメキメキと音を立てて壊されていく
「A!遅かったじゃないの、待ちくたびれたわ。リンタロウ早くケーキ持ってきて!」
「エリスちゃん、その前に…」
「その前に、Aを叱らないといけないのぅ。」
エリスちゃんという名の天使が来たと思ったら、悪魔のロリコンと姐さんの2コンボ
「今日は遊ぶ予定が…あ、ありますので説教は勘弁してください!」
「ここから逃げられない故遊ぶことはないと僕は思うぞA」
すぅ…私もそう思ったよ芥川君!
「それに今日は…」
「今日は休みと聞いておるのじゃ。存分に話せるのぅ」
姐さんは森さんに言葉を被せるのが好きみたいだね♪あはは(;゚∇゚)
「…」(俺達来た意味無い!byその他の皆)
「「「お説教の時間だ♪」」」(黒笑)
走馬灯が見えた。ポートマフィア組は恐ろしいね。特に、兄さん、森さん、姐さん…
さよなら、私の充実した休日
32人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪見だいふく | 作成日時:2024年2月11日 17時