あの時の私と太輔

遊びか愛か ページ37

優子「愛なんてなくていい。ただわたしを見ててくれればいい。」


A「優子ちゃん頭どうにかしてるよ。第一太輔が中学生を相手にすることはないと思う。」


しまった・・・


・


・


優子「あなただって、中学生でしょ。なんで相手にされてんのよ！！」


何も言い返せなかった。本当の事だったから。


なんで太輔は私のことを好きになったのだろう・・・。


・



優子「あんたは本気かもしれないけど太輔は遊びなのよ。すぐ捨てられて終わりよ。
　 私は遊びでもいい。太輔に抱かれたい。」


・・・・・・・・


・


・



中学生から抱かれたいなんて言葉が出るなんて・・・。
でもそれほど好きなんだろう。


私みたいな好きな人といられるだけでいいなんて考えは子供なのかな・・・？


でも・・・・


A「私は絶対に太輔を渡さない！！もし遊びだったとしても、一緒にいられるだけでいい。
　 抱かれたいなんて思わない。今んとこはね・・・。」


優子「なんなのよ。どうせすぐ別れるわよ。遠恋でしょ。」


そう優子に言われて悔しかった。


だけど何があっても一緒にいようと思える相手に出会ったと思ってる。


数日だけでそれほど太輔は私の中で大事な存在になってきていた・・・。


優子「あなた、太輔から携帯もらったわよね。」


・


A「なんで中身まで知ってるの。」


優子「携帯ストラップもらうっていうことは、そういうことでしょ。」


やっぱり怖い・・・。


優子「太輔の連絡先教えて。」


A「やだ！！」


優子「教えなさいよ！！」


A「教えたらあなたのしていること学校中にばらす。それでもいいなら。」


優子ちゃんは一瞬固まった。


そりゃそうでしょ。確実にいじめられる。


・


優子「いいよ。ばらせば。私は太輔と関係を持てればそれでいい。」


どんだけだよ！！

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