天界からの救世主25【東京卍リベンジャーズ】【東リベ】

徹夜、未成熟 ページ29

『……ただいま……』

真「あ、！霧矢！！！！お前、今日こそは…！！！！って、どうした？」

『徹夜です…寝てきます』


家に帰ってきた霧矢の姿を見るや否や、昨日の事を掘り返そうとしていた真一郎だったが、疲れ果てた彼の姿を見て怒りよりも心配が勝ってしまった。
ふらふらと寝室に向かう霧矢を見てこの前の事は起きてきてから問い詰めようと決めた真一郎。


だが、この日、武蔵祭り当日、霧矢に祭りの事で怒るということは、できなかった。



＿＿＿＿＿


寝室に着いた霧矢。
着ていたスーツを脱ぎ捨てながらベッドに向かう。


パジャマに着替えるのも億劫だ。彼は上のシャツはもう皺になることを覚悟で、下はパンイチになってベッドに倒れ込む。


『……』


ぼやっとした思考回路で考えていた。


『…(…やはり体が霧矢漸だからか…一晩徹夜しただけなのに、ガタが来てるな……

未成熟の身体はこんなものか…
普通は仕事で徹夜なんてしないし、遊びで徹夜するのと仕事で徹夜するのでは訳が違うからな…)

…まあ、、』



天界長(俺)に、一切未成熟時代もなにもないから、比べるものはないけどな




さっきまで立っていたから保てては居たものの、横になると話が違う。

大きな波のような眠気に、霧矢は一瞬で飲み込まれて行ってしまった。



















どれくらい時間がたっただろうか。


彼は電話の着信で起こされる。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿
明日の更新はおやすみです

prrrrrrrr、疲れている→←固定電話、バルス

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す