天界からの救世主19【呪術廻戦】 (ページ49)

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医務室、零ページ49

羅「俺らがここに来た理由なんて、関係ないだろ」

五「へぇ、喋れるんだ。特級、、ってところかな。君のとなりは1級くらいだから、、

ははっ！雑魚でしょ」

羅「うるせぇな！！！こいつか雑魚なんて遠の昔に知ってんだよ！！！！」

レ「ねぇ、それ悪口」

五「ねえ、君たちほんとに仲間？？？」

仲間割れのような言葉に五条は思わず笑った。
だが、頭の中は真剣だ。

五「(特級ならわかる。知能さえあれば喋れるやつもいる。

だが、隣はどう見ても1級だ。
1級で喋った呪霊は初めて見たな。

あれは未登録の特級だね。見たこともない)」

五「ねえ、喋ってるところ悪いんだけどさ、特級はさ特別だから特級なわけ。こうもホイホイ出てこられると調子狂っちゃうよ。

ましては呪術師を育てる高専に…何が目的？」

羅「……」

レ「ねぇ、もしかして俺見えてない？」

どう聞いても羅衣に向けてしか言われていないその言葉。
レイジャントは思わず手を振ってアピールした。阿呆

五「(しかも、この特級

＿＿＿＿＿＿＿＿今の宿儺、、いや、この前出会った火山頭の特級よりも遥かに強い！)」

羅「俺らの目的、？」

レ「(ないよね。だって遊びに来たわけだし、零を探すのもついでだもんね)」

顔を見合わせる2人。
五条はその瞬間を狙った。

五「ほい」

ここは医務室だ。
あまり術式で暴れる訳には行かない(既に扉はご臨終)

伊知地からの連絡で医務室に入っていったと聞いたので呪具を持ってきたのだ。

それを彼らに三本投げる。

レ「わあ！！」

羅「っと、」

しかし、彼らは容易に避けた。結構なスピードだった筈だが…

だが、彼らが避けたのは後方。
扉の前からふっ飛ばされ、さらに後ろということは、

医務室のベッドだ。

レ「あ、わあ？！！！！」

ドベシャァアアアア！！！

その時に、レイジャントはベッドを仕切るカーテンの裾を踏んでしまい、盛大に転けた。転んだ音が凄い(凄い)

その際にカーテンが外れ、奥にあったベッドが顕になった。

そこには、

羅「……、れ、い、」

死んだように眠っている相棒の姿が。

酷く動揺し固まったままの羅衣。
コケたままのレイジャント。

五条はそのまま2人を捕縛した。
レイジャントは呪符で軽い封印を

羅衣は力ずくで意識を落とした。
歌姫の報告の奴なら、話を聞く必要がある。祓う訳には行かない。

羅「零……！！！」

羅衣は手を伸ばしたがそれは叶わず、意識は闇に包まれた。