五条、思考 ページ34
家入が無理を言って結局医務室に運ばれて行った零。
検査諸々がある、と言って医務室から追い出された五条は、談話室のソファで自身の長い足を存分に伸ばして2人がけのソファを占領していた。
天井にある木の模様を眺めながら、五条は素性のしれないあの人物のことを考えていた。
グラウンドに居た時は、警戒MAXだった為何も考えていなかったが、医務室に運ぶ際に彼が羽織っていた布がするりと取れたのを見て五条はハッとしたのだ。
_______1年前に突如として現れた白い服を着た団体の事を。
真っ白いシャツ、パンツスーツ、ジャケット、報告では白いネクタイだったが、彼は青いルーブタイをつけている。
つまり、
五「(
目覚め次第話を聞かなければならない為、無闇には処分出来ない。
身勝手な上層部のおじいちゃん達も五条の考えには流石に同意してくれるだろう。
前回の白い服を着た団体については上層部も危惧していた。
話を聞くだけで聞いたら殺す、、という路線で話をつけようと、彼は考えていた。
五「アラートが鳴らなかったって事は呪力って事だよな、、、」
希「悟」
五「おっ、どしたの真希」
そんなことを考えていた五条とソファの背を挟んで対面した2人。
その後ろにはパンダも。
希「パンダの手がなくなったんだよ。溶けたって感じでよ」
五「あらぁ。夜蛾がくちょーに行ってきなよ。真希は付き添いね」
希「は?こいつひとりで行けるだろ。私はもう1回訓練してくるから」
パ「えぇ、、少しは寄り添ってくれよ真希」
希「御遠慮。じゃあな」
五「はいはーい。行ってらっしゃい。」
真希を見送った五条はパンダの方を見て笑った。
五「にしても、何事もなくて良かったよ」
パ「俺の手が溶けたのは何事も無かったって言うのに入るのか?悟」
五「さっ、僕が代わりに付き添ってあげる。行くよー」
パ「無視か?」
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リートゥ(プロフ) - 明理さん» 了解しました!ありがとうございます! (2022年4月15日 2時) (レス) id: 757a32c185 (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - ページ48でいじちがいちじになってます (2022年4月14日 20時) (レス) @page48 id: 0be17a4bd3 (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - 水泳進化人さん» ありがとうございますー! (2021年7月25日 16時) (レス) id: 757a32c185 (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - 推し事中さん» ありがとうございます!! (2021年7月25日 16時) (レス) id: 757a32c185 (このIDを非表示/違反報告)
推し事中 - 20章目か、早いな〜。リートゥ様続編、おめでとうございます!!!!!!愛してます!!!! (2021年7月25日 5時) (レス) id: e7690933fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リートゥ | 作成日時:2021年6月8日 22時