天界からの救世主19【呪術廻戦】

零、マジか ページ24

零の訓練任務最終相手との対戦は体力と、時間の勝負だといえる。


零「……どうするか、」


片手に亜空間《零》を数個浮かばせ、弄びながら遠くの方を見て考えていた。


いや、そんな暇、ないだろ。



下級が殴り続けていた木が嫌な音を立てて傾き始めたのだ。


そして。







メキメキメキメキメキメキ、、、


＿＿＿＿＿＿＿ズゥウウウン、、、、！！！





あーあ。やったな←←


額を抑えて音のなった其方を「マジか」という顔でみる零。

倒れた木を何故か不思議そうな顔(？)でみる下級。

遠くから聞こえてくる数人の足音。









零「＿＿＿＿＿＿＿終わった…」

希「おい！誰だテメェ！」

パ「術師か？」

棘「おかかおかか」

釘「ジャージ買いに行かせろや！！！！」

恵「……【玉犬】」


零の背後に現れた呪術高専組。
零は思わず頭を搔いた。どうすんだこれ。

訓練任務対象であるこの下級は、下界の人間には見えないはずだ。
つまり、最悪を思っていたことが今まさに起こっている事で。

取り敢えず、ひとりよがりみたいな行動見えないようにしなければ、痛い人に見えるのは自分だけだ。それはヤダ。

チラリ、と背後の人たちを見て、次に下級を見て




零「……ん？」



何か引っ掛かった。


零「(下級(あいつ)、後ろの高専関係のヤツら見てないか？



まさか、飛びかかったりしないよな？)」

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