天界からの救世主17【呪術廻戦】

天界長、黒い石 ページ28

勿論、五条悟に囁いていたのはAだ。
仕事でたまった鬱憤やら寝不足やらを存分に含んだ彼の声は、とても怖かっただろう。可哀想。


そんな彼は、ちょっと主要人物に話しかけたくらいでは満足することなどどうしてもできず、そのまま呪術廻戦の世界で一日を過ごした。


ホテル？そんなものは彼は使わない。1日ずっと歩いていた。
3人の訓練任務を邪魔しないように、会わないように、時々建物の屋根に飛び乗って。



『…おっと。どうせだ。ここに討伐対象ゲートの種でも落としておくか』


Aはポケットから黒い石の様なものを落とした。








＿＿＿＿＿＿実は、この訓練任務はAが実際にOHPの最弱下級を生け捕りにし、改造、厳重に保管していた。
その厳重に保管した空間からこの特殊なゲートを繋げて外に出させる…というもの。

そのゲートが開く条件はAが渡した特殊スマホから発する磁波。あのスマホはAがない光に色々と手を入れたもの。
勿論、例外もある。地面に落ちているので踏まれたら壊れる。その時に討伐対象が出てくる…なんてこともあるのだ。


まだまだ驚くべき仕掛けがあるのだろう…知らんけど()



その黒い石は只の石に見えるほど世界に溶け込むような見た目をしているため、誰もこの石から討伐対象が出てくるとは思わないだろう。
その石を置くいくつか、、というか、結構な数を世界中に落とした。

その後、日だ出て明るくなった街をぐるぐると回り、屋台のクレープを買った。






『糖分……いただきま(五「見つけたぞ。お前だろ」･･･････』






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿五条悟に見つかった。

こんなにも早く再エンカウントするとは。

五条、硝子への→←イメ画(Twitterで投稿済み)

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