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レイジャント、呪霊エンカウント!!! ページ16

3人はそれぞれ各地に散らばっていった。
羅衣は自分に振り分けられた分の任務を1から順に思い出して、そして零は頭に入っている任務を片っ端から。

そしてレイジャントなのだが。


レ「う〜ん…自分に振り分けられた任務って半分しか目に入ってないし、なんなら目に入った任務の半分しか頭に入ってないからなぁ…」


そう。頭の弱さで一歩遅れている。彼は見て覚えるよりもぶっちゃけ身体を動かしたり、聞いたりして覚える方を得意としている。

そこで、


レ「確か羅衣がブツブツ言いながら覚えてたよね?よーし、羅衣の任務横取りぃ☆」


レイジャントは記憶している自分の任務を終え次第、羅衣の任務を横取りする作戦に走ることにした。
因みにこれは特に違反ではない。何故なら既にAから「3人に渡した任務を全てこなしてもらう」と言われている辺り、ほかの人の任務を終わらせたっていいのだから。


だが、レイジャント…自分の任務をできるだけやってあげてくれ…羅衣が可哀想()





レ「ゴーゴーレッツゴーレッツゴーおーれ☆ゴーゴーレッツゴーレッツゴーおーれ☆」


自分を鼓舞するような掛け声と共に消えゆく討伐対象。まだ特殊技を出さなくても良いくらいの強さな為大体素手か持ってきた短剣で相手している。

その時、レイジャントはふと後ろを見た。


レ「…呪霊?」


レイジャント、初めての呪霊と遭遇。
その呪霊は少し大きく、まだ此方に気付いていない様子。級は…


レ「大体2級から1級くらいかな。いける所までこの短剣でやってみよう」


只の呪具でも何でもない短剣を握りしめた。
レイジャントはまだ此方に気付いていない呪霊に向かって正面へ走り出すと目の前で縦に一振りする。だが、相手は腐っても2級から1級の呪霊。目の前で彼に気付いたが、その短剣は難なく横に躱されてしまった。


レ「だよねぇ…こんな簡単な攻撃、反対に食らっちゃってたら本当にその級なのか疑っちゃうよぉ」


この躱しはレイジャントにとって想定内。突っ込んでいったレイジャントは躱された状態のまま真横に居る呪霊に短剣を投げた。


「グギャ!!ラィルルル!!!」


その短剣は呪霊の顔面(かどうかは分からないけど多分顔面。人間で言う顔面の位置)にブッ刺さり、そのまま跡形もなく消えた。


レ「ふぅん…呪具じゃなくてもやっぱり天界のナイフはいけるんだね」


満足げにその場からスタコラサッサと離れたレイジャント。その後に呪術師が来ていたことは知らない。

夏油、残穢すら→←3人、降り立つ



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リートゥ(プロフ) - 極楽蝶*さん» ありがとうございます!! (2021年7月22日 16時) (レス) id: 757a32c185 (このIDを非表示/違反報告)
極楽蝶* - リートゥさん» いえいえ、大丈夫です。いつもいつも楽しく読ませて頂いていますから (2021年7月21日 21時) (レス) id: 8608842858 (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - 極楽蝶*さん» 原作読み直しました…マジだ…すみません。目を瞑っていただいても……!?!私の確認不足で申し訳ありませんでした! (2021年7月21日 17時) (レス) id: 757a32c185 (このIDを非表示/違反報告)
極楽蝶* - いつも楽しく読ませて頂いています。悟が二人で最強の時はまだ術式反転は使えませんよ (2021年7月21日 15時) (レス) id: 8608842858 (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - printemps(プランタン)さん» ありがとうございます!! (2021年4月29日 19時) (レス) id: 757a32c185 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リートゥ | 作成日時:2021年3月7日 14時

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