天界からの救世主16【ツイステ】

レイジャント、天界支部部下 ページ48

レイジャントは新しい職場に足を運んだ。
天界本部の建物と天界支部の建物は離れていて、移動手段が≪転移≫か転移装置を使用することに限られている。

レイジャントはたった今取得した転移を発動した。
瞑っていた目を開けるとそこにはさっきまで広がっていなかった景色が。転移成功だ。


レ「うわぁーー！！すごぉい！！！」


キャッキャとはしゃぐレイジャント。
そんな彼の様子を窺うかのように通路の角からそちらを覗く人影。


「おい！やっぱり言ったとおりじゃん！」
「まじか！本部で働いてたっていう元OHPの奴が来るって本当だったのか！」
「いい服着てない？」
「そりゃあ天界支部管理長に任命されたんだから天界長様がくださったんだろ？」
「いいなー！僕らも贈り物欲しいよなー！」
「うんうｎ…あ、ちょ、押すなって…！！ちょ重＿＿＿＿！！！」


そんな人影はレイジャントをよく見ようと押して押しまくったので前の人が耐え切れず雪崩れ込む様にしてレイジャントの目の前に現れた。


レ「…さっきから俺の事見てた君らが天界支部の人？」

「ばれてるし！！！！！？」

レ「いや、あんなに熱烈な視線があったら気づくよねぇ…」


わあわあとなっている彼らの中、１人落ち着いている人がレイジャントに話しかけた。


「俺らもあなたと同じOHPの天界人です。

ここにいる奴らは俺も含めて、自我がある下級という事で天界長様にスカウトされたのです。管理長は元OHPの長とお聞きしています。俺らを存分に使ってください」

レ「管理長って……堅っ苦しいの俺嫌いなんだよねぇ？レイジャントでいいよ！それに元OHPの長だったけど殆ど雑魚だし！持ち上げられてただけの存在だったからそんなに深く考えなくていいよ」


レイジャントの言葉に奥でわあわあしていた部下たちは静かになってこちらを向いた。



レ「改めて！！ここの管理長になりましたレイジャントです☆

元々OHPの長だったけど、もしかしたら皆より雑魚かもしれないから堅っ苦しい呼び方なしで！気軽にレイジャントって呼んでください！


…一つ言うけど、ここはOHPじゃない。天界支部でA…天界長のための世界だ。

部下を駒扱いには絶対しないよ。(Aに幻滅されたくないし☆)




仕事は今まで通り！俺ここに来たばっかだから誰かサポートよろしくねぇ！」

「「はい！！」」


レイジャントは天界支部の皆とうまく溶け込めたようだ。よかったね！

天界長、召集令状→←レイジャント、ワンツーマン☆

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